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2011年07月29日

ハイライトテント 森林限界を超えての使用感

今回北アルプスに初めてブラックダイヤモンド:ハイライトテントを持ち込みました。森林限界を超えてのシングルウォールテントの性能を知りたかったためです。
 テントでの宿泊が3日なので前室をもっていきました。ナノシールドは強力撥水加工なので、「防水」ではありません。どこまで雨に耐えるのか?これが一つの課題。
 結果は小雨なら大丈夫。ただ、「強雨だと滲みてくる」という結果に。ですから水滴を拭くためタオルは必要。天井部、インナーポールのところから水滴が発生します。また、結露もあります(気象条件によってないときもあります)。
 

 耐風性ですが、しっかりペグダウンするとそれなりに耐えられます。ただ、長辺側が風でばたつきます。というのもペグダウンするループがないから。ステラリッジテントの場合固定する場所がありますが、ハイライトにはありません。ペグダウンする箇所は、ハイライトは8箇所(前室なしの状態)、ステラリッジテントは12箇所あります。前室も広いですけど、ここも風でばたつきやすかったです。

 
と、まあ愚痴をこぼすようなことを書きましたけど、このテント気にいっています

 雨降りの最中天井を見上げると、生地の強力撥水で雨が蓮の葉でできる水溜りのようになって流れ落ちるのを見るとちょっと気持ちええテヘッ

 ペグの形はこちら
モンベルはV字のペグ、BDは3つ又?の形をしています。ただ使用してみて違いは分かりませんでした

 さて、雨のときの対策をどうしようかというのが課題
 気になったのがこういう使い方

モンベルのULドームシェルター+タープ 雲の平、双六山荘で一緒になった人ですが上手に使っているようでした。 短辺側に出入り口があるからいいのでしょうけど、長辺側にあるハイライトでも使用できるのか?ペグダウンできない場所ではタープはどうするのか?疑問が付きまといます。気になっているタープはインテグラルデザインズというメーカーのシルウィングというシルナイロンでできたもの。380グラムと軽量で広くよさそう・・・。ぽちっとしてしまうかも・・・。


   


Posted by myouzin1432 at 10:30Comments(4)登山用ギア+ウェア

2011年07月28日

北アルプス最深部 雲の平へ! 

<双六山荘~新穂高温泉 DAY5+α>
雨は強弱を繰り返しナが夜中に結構降りました。雨漏りもタオルで拭くのが面倒くさくなり放っておいた。時たま、起きては拭く作業。朝になり、テント撤収時には雨は上がってくれてラッキーでした。撤収するとき寒くて、手が冷た痛くなる。あたりはガスに包まれている。

5時に出発し、弓折岳分岐をくだり、鏡平に到着。すると、池のところでタモを持った人が。何しているんだろうと不思議に思っていると、ボウフラ取り?をしているとのこと。こんな高所でも蚊はいるものなんですね。ここで、休憩しホット珈琲を注文(400円)。5分くらい待ってようやく珈琲がきた。えらく時間がかかっている。豆から挽いて抽出しているのかな?なかなか美味しかった。私はブラック派ですが、疲れている体には砂糖、フレッシュが必要なのでいれました


 大休止して、次はわさび平小屋へ向かう。9時半に着いた。ここで迷ったのが、りんご(250円)かトマト(200円)かということ。冷たい流水に浸してありとてもおいしそう。5分くらい悩んだ(長い!)すえ、トマトに決定!ちなみにスイカは時価・・・。

たしか、沈んでいるトマトは身がぎっしり詰まっていておいしかったはず!レザーマンのナイフで切りわけ食べてみると冷たくて美味しい。生野菜なんて久しぶりで最高でした。私が食べているのがおいしそうに見えるのかあとでみんなトマトを注文していましたニコニコ
 

 30分くらい休み、いよいよゴールの新穂高温泉へ。駐車場へ11時過ぎに到着。無事下山できてほっとしたと同時に、気が抜けたのか全身(特に足)に痛みが生じてきたように思えた。なにもかも動作がもっさりしている。ゆっくり片づけをして、クールダウンのストレッチ体操をする。
 さて、4泊5日、風呂に全く入っていなかったので、温泉へ向かう。髭も長く、いままで気付かなかったけど、新車の車内の臭いを吸ってから、自分の臭いを嗅ぐとものすごい汗臭いことにいまさらながら気付いたビックリ
  温泉は「ひがくの湯」というところへ行った。源泉かけ流しの温泉で、天気の良い日は錫杖岳も見えるみたい。ここは鉄道模型のジオラマがあり、鉄ちゃんとしては見ごたえがあります

お昼ごはんは飛騨牛がいいなあと思っていましたが、定食お値段2300円!私の中では高すぎなので、飛騨とんかつ定食と飛騨牛乳にしました。とんかつは味噌だれで牛乳は濃厚でおいしかったです

 帰りの途中に、槍ケ岳に行ったときと同じ、「アルプス街道平湯」へよりました。ここは温泉あるし、お土産、飲食店もあり気にいっています。ここは温泉から笠ヶ岳がみえます。家のお土産に、野沢菜、自分のご褒美に日本酒を買い、帰路へ。再び東海北陸自動車道で土砂降りに!今回は終始雨が付きまとっていた山旅でした
   


Posted by myouzin1432 at 10:00Comments(2)登山

2011年07月28日

北アルプス最深部 雲の平へ!

<雲の平~黒部源流~三俣蓮華岳~双六岳~双六山荘 DAY4>

 この日も変わらず、3時くらいに起きる。今日は黒部源流をとおり双六山荘へ戻る。天気は回復し、晴れている。早々と出発してまずは祖父岳分岐へいく。早朝再びスイス庭園でみた水晶岳は前日とは違う印象を見せていた。時間帯が違うだけで違う表情を見せてくれます

 分岐点で黒部源流方面にはこういう看板がありました
 
三俣山荘での分岐点でもこれと同じ看板があり、山荘のスタッフに聞きましたが、注意すれば通れるとのこと。前日、雲の平でとなりのテントのおっちゃんは黒部源流を通ってきたらしく状況を聞きましたが、一人ずつ通れば大丈夫とのこと。その言葉を信じて黒部源流へ進路をとる。木道をとおり、石ころのたくさんある場所を通過し、雪田にでた。広大でその渕を巻くように通過。
 

 しばらくして、黒部源流の覗ける場所へでた。ここから急坂で慎重に下る。落石してはならない場所。左上部を見ると岩苔乗越が見える。



7時半に黒部源流の雪渓へ到達。慎重にスノーブリッジを渡る。無事に通過してほっとした。通過して雪渓の下を除くと結構ヤバイことに気付いた。こりゃ崩落も時間の問題。


30分くらいここにとどまる。この上部には黒部川水源地の標がありました。


ここから三俣山荘まで登り。30分くらいで山荘へ着きました。山荘で初めてジンジャーエールをいふものを飲みました。感想はただのサイダー・・・でした。山荘から次の目標の三俣蓮華岳へ!途中振り返って見ると、鷲羽岳の存在感はやっぱ違う

三俣蓮華岳に10時に登頂。このころからガスが湧いてきて視界が悪くなってきました。急いで双六岳へ足を向ける。尾根の半分はガスに包まれていました。双六岳は広い尾根で迷いやすいとガイドブックにあったのでちょっと不安でした
 
ガスに包まれながら双六岳に11時半に到着。視界は効かず槍ケ岳が拝めず残念。あたりは真っ白シロ助。

 天気が回復するのを見込んで粘ってみたがいっこうに晴れないので、双六山荘へ向かいう。迷いやすいと聞いていた登山道はケルンがあったりして、分かりやすい方でしたが、もっと濃霧に包まれていたら違っていたかもしれません。急坂を下りて双六山荘に戻ってきました。テントを張り、お昼なのでラーメンを食べることに。マルタイの棒ラーメンを持ってきて正解です。山の棒ラーメンは、シジミが入っていたり、疲れた体に最適かもしれません(笑)


 テントを設営してから数時間後、雨が降ってきました。また雨・・・。双六では雨の思い出しかないようになってしまいそう。今回の雨は、今までと違い、土砂降りビックリ雲の平でも経験済みの雨がテント生地から滲みてくるを越えて、強く雨が当たると雨が飛沫となって貫通してきました!これにはビツクリ!タオルで天井を拭いたり、体をシュラフカバーに入れたりして濡れるのを防ぐ。ハイライトテントの耐雨性を知ることができました。また、この雨でキャンプ場の中央に小さな小川ができました。

画像は降ったあとですが、土砂降りのときは水の流れる音がしていました。設営される際は地面を注意深く観察しなければなりませんね。

 双六山荘まで無事に帰ってきて、明日は新穂高まで下山するのみ。  


Posted by myouzin1432 at 00:30Comments(0)登山

2011年07月27日

北アルプス最深部 雲の平へ!

<水晶小屋~雲の平 DAY3>

 鼾を夜中にえんえん聞かされ、朝を迎えたガーン外を見ると晴れていたが、朝焼け。朝焼けは天気が悪くなる兆候です。自炊室で朝食をすませ、出発の準備を整える。外は朝日を見ようと人が集まっていた。外は風が強く肌寒い。


 5:30に出発。ワリモ岳分岐を祖父岳(ジジダケ)へ向かう。祖父岳に7時に到着。頂上にはケルンがたくさんあった。また、福島県民の人と写真を撮る。ここからの槍ケ岳、黒部五郎岳は素晴らしかった。

 ここからいよいよ雲の平へ!山荘は見えるがルートは遠そう。祖父岳~黒部源流方面、雲の平分岐までの下りはゴツゴツした大きな石を降りました。
 
分岐点に到着、真下にキャンプ場が見える。ここからは木道を歩く。両方を鬱蒼としたハイマツに覆われ、ザックに引っかかり歩きにくい。ようやく、視界が広がったところでスイス庭園の分岐があった。先端は行き止まりで、沢を覗くと高天原山荘?とおぼしき赤い屋根が見えた。このときまた幸運にも雷鳥に出会えたドキッ。これで2回目。私は運が良い。

 また、ここからの水晶岳の山容が見ごたえがあります。別名「黒岳」というように、黒色が強い。

 
 雲の平山荘へは8時45分に到着。真新しい山荘で木の香りが漂います。どうやらまだ建築中の様子。

受付でキャンプ場の手続きをすませて、アラスカ庭園まで行ってみようと考えた。木道はずっと果てしなく続き、北ノ俣岳方面まで続くかのようでした。高山植物も咲き乱れ本当に楽園。

 木道をずっと進むと、植生が変わってきた。針葉樹?のような木が目立つように。視界もよくなく、風通しも悪い。ずっと進むとようやくアラスカ庭園へ。ただ、あまり景色はよくない。薬師岳は見えるがちょこっとだけ・・・。自分が頭の中に描いていた想像とは違い、残念。ただせっかくここまで来たので休む。靴を脱ぎ足をリラックスさせる。べちょべちょだった靴内環境は天気が良いこともあり改善しました。
 インナーソックスはファイントラックのを愛用。防臭効果や汗の濡れ戻りを軽減してくれる、と優れものですが、今回の初日の雨の中では?でした。やっぱどんなものでも限界があるということでしょうか?
 

 しばらくしてから引き返し、次はアルプス庭園、祖母岳(ババダケ)へ。ここは視界が360度見渡せる場所でした。雲の平山荘でやっぱりビールを注文。お値段600円!高いけど飲みたいんです!ナッツも余っているし。しばらく山荘の食堂でゆっくりしました。
 ビールの余韻を楽しんでからキャンプ場へ。山荘とキャンプ場は20分くらい離れています。ここでまた雷鳥を見れました。これで3回目!キャンプ場は水も豊富で、トイレももちろん完備。テントを張り水を汲みに行く。ここの水はとても美味しかったニコニコ 透き通った甘みというのかな?これは実際行って飲んでもらうしかないです。
  
 北アルプスの一番深いところで大自然に抱かれながら、キャンプができて、とても幸せでした。夕食をすませ、のんびりするがあたりはガスに包まれる。急激に気温が下がってきたことを実感。夜、ポツポツとテントに雨があたる音が。始めは小雨でしたが、強雨に。するとハイライトテントの天井からポツリと水滴が・・・。どうやらインナーポールを伝って雨粒が入り込んでくるみたい。また、強い雨だとナノシールド(強力撥水加工)も限界を超えるようで生地から雨が滲んでくる。夜中にタオルでテント上部を拭いていましたが段々面倒くさくなってやめました。こういうことも想定して、シュラフカバーや、防水スタッフバックも用意。やはりシングルウォールテントは雨には弱いということか?分かって使わないといけないことがこのときの経験でよく分かりました。貴重な体験。雨の中でもテントするならダブルウォールをおすすめします。もう一つ所有のステラリッジテントの良さがここで分かった気がします。
 

 幸いにも雨は数時間でやんでくれました。3日目の行程も無事終了。明日は黒部源流、双六岳へ向かう予定  


Posted by myouzin1432 at 21:00Comments(0)登山

2011年07月27日

北アルプス 最深部 雲の平へ!

<双六山荘~鷲羽岳~水晶岳 DAY2>
 
 夜中の3時に起床。今日は、鷲羽岳、水晶岳を登ることに。天気は晴れ!すぐに仕度をして出発しました。早朝、雲海が朝日に輝きとても美しかった。槍や大キレットまでくっきり見える。特にトンガリ山は一目でわかる。


 双六山荘からは巻き道をとおり三俣峠へ。そしてそこから三俣山荘を目指します。途中ハイマツがザックにおもっきり引っかかりもがき苦しみました。山荘への下りで見た鷲羽岳は圧巻で堂々たる山容でした。が、同時にアレを登らなくてはならないとおもうと、段々気力が下がってくる。


 三俣山荘に着いて、双六山荘で教えてもらったとおり、今日の予約をした。水晶小屋は個人でも予約は必要らしく、満杯になると三俣山荘へ回されるらしい。今日は結構混雑するとの事。山荘でしばらく休憩してから、鷲羽岳へとりつく。後半は急勾配で息があがる。30分歩いては休憩を繰り替えしようやく登頂。天気は晴れていて、黒部源流、黒部五郎、祖父岳と一望できた。福島から来た男性と、三俣山荘から一緒になり、互いに写真を撮りあいましたニコニコ


 しばらく休憩、マミヤで写真を撮り、いざ水晶小屋を目指す。ワリモ岳を通過し、水晶小屋に到着しました。受付で素泊まりの手続きをする。この時8000円と言われ素泊まりなのに高いなあと思ったが、明らかに向こうの間違いで、あとで2500円返ってきました。おいおい、2500円も間違えるかなあ。あと、素泊まり客は天水500ミリリットル、100円券を2枚もらえます。2階の寝る場所で荷物を整理し、水晶小屋到達記念にまた祝杯!今度は黒ラベル。


 今日はガスが出て水晶岳登頂はやめようと思っていましたが、時間が余っているのでやっぱり行くことに!最低限の荷物で出発。ビールでアルコールがまわっているせいか、いかんせん足取りが悪い。登頂後に飲むべきだったと後悔する。水晶岳へはガスにつつまれ視界は0に等しい。しかも、結構急なガレ場もありました。小屋から40分くらいで登頂!何も見えないのですぐ引き返しました。ただ、運が良かったのは雷鳥の親子が見れたこと。ヒナがともてかわいらしかったです。
 小屋に戻る手前で目に入ったのが、真新しく小さい地蔵・・・。たぶん、ヘリコプターの事故で安置されているのだと思います

小屋にもどり結構宿泊客が増えてきた。こりゃ、一つの布団で二人寝るハメになるのか?不安でしたが、最終的には一人一つの布団で寝れました。登山客のザックで2階はにぎやかになりました


 夕飯時、私は自炊でビビンバにオイルサーディン、味噌汁。夕食付のお客はカレーでした。どうやらおかわり自由らしい。私は我慢できず、日本酒「真澄」を注文。酒ばっかり飲んでいます。山小屋は夫婦とアルバイトで切り盛りしているらしく、小さい2歳のお子さんがいました。夏の間だけここに住めるとは(標高2900メートル)!羨ましい。ただ、夕飯前スタッフはとても忙しいから、かまってもらえないらしく、お客さんと遊んでいました。
 夕食後は福島から来た人たちと、明日の行程を話したりして楽しみました。小屋泊まりでこういう団欒もいいものだなとその時は思いましたが!消灯と同時にいびきの大合唱!ほとんど寝られず、やっぱりテントのほうがいいと思ってしまいましたZZZ…

 次はいよいよ雲の平へ

  


Posted by myouzin1432 at 16:00Comments(0)登山

2011年07月27日

北アルプス最深部 雲の平へ!

ようやく念願の「雲の平」へ行くことができました。行程としては4泊5日。行動食はシリアルのフルーツグラノーラをメインにナッツ類やドライフルーツ、サラミ、カントリーマーム、塩分のタブレットとかです。行程を通して思ったのはナッツ類は食が進まなかったこと。最後はビールのツマミくらいしか食べませんでした。

 <新穂高~双六山荘 DAY1>
 夜に出発して、途中、東海北陸道、中部縦貫道で大雨にあいテンションが下がる。新穂高の無料駐車場に車を停めて仮眠。4時半に出発しました。天気は変わらず雨。雨具を着て、装備重量20Kgが肩にくい込みます。初日は周りは白いガスに包まれ視界はきかない。鏡平山荘に10時前到着。弓折岳分岐を11時過ぎ通過し、双六山荘に12時半に到着しました。もう、このときヘロヘロで、しかも登山靴の中がべちょべちょでとても気持ち悪い。山荘でキャンプ場の代金を支払いすぐ設営する。風がふいており、急激に寒くなってきた。自分出した汗で冷えてくるのが分かる。このままだと、低体温症になりかねないので、乾いた衣類に着替える。濡れた衣類はテントの中で干しました

 恐ろしかったのは足で、蒸れてふやけて白くなっていたこと。靴下も絞るとぽたぽたと水滴が落ちる!ゴアの靴なのにどうして?透湿性も限界があるということの証明かな?
 1時間後、幸運にも雨がやんでくれ、お日様が顔を出してくれた。好機とばかりにテントの外で干します。そして、必殺「着乾し」を実行。モンベルのジオラインを愛用していますが、この衣類は速乾性に優れているので可能です(但し暖かいときに)。ストームクルーザーはテントの上で乾かすことに

 そんでもってお楽しみのビールテヘッ標高差1500メートルを無事登ってこられた事、テント設営祝いとして、飲み干しました。ナッツのツマミもあるし最高!

 
初日は、雨で景色が拝めず残念な結果に。衣類を乾かしつつ、早めに寝ました。


   


Posted by myouzin1432 at 10:04Comments(0)登山

2011年07月16日

神社めぐりになりました

日も昇らないうちに起きる。せっかく玉置神社の近くへ来ているので御参りすることに。早朝の神社は静まり返り、気持ちが良かった。これでここを訪れるのは3回目かな。ここはなぜか惹きつけられます。
 
気になったのは、編みこまれた木の輪。なにかの儀式用だろうか?

 そこから熊野本宮の「渡瀬温泉」へ。ここは6時から開いています。汗でべとべとだった体が洗えてよかったニコニコ。綺麗さっぱりになり、熊野本宮へ御参り。本殿はまだ修復工事?をしていました。全部見れず残念。お土産に「ヤタガラス」のカーステッカーを購入。帰ってから、早速取り付けました。

 ここから、那智大社の大滝へ。途中ものすごい大雨がふった影響か、水量が結構ありました。300円を払い、滝つぼ付近の展望台へ。上部はガスがかかっており、鬱蒼とした木々に断崖絶壁から流れ落ちる滝は見事なもの。こういう曇りのほうが似合う滝なのでしょうか?


 定番の写真も一つ
 
 帰りに、土産屋により黒飴ソフトを購入。なかなかおいしかったですニコッ


 今回の最初の目的の登山とはかなりかけ離れていました。本当はテスト的な意味を込めた登山で、下旬に行く北アルプス最深部のための予行演習のようなものにするつもりでしたが、こんなんで大丈夫か?あとはぶっつけ本番です。台風よ!早く過ぎ去ってくれい!雨  


Posted by myouzin1432 at 22:00Comments(0)雑記帳

2011年07月16日

その日は朝から暑かった・・・

明神平でテント泊しようと思い、東吉野村へ!ただ、同じルートじゃつまらないと思い、今回は和佐羅滝~伊勢辻~明神平~薊岳と周遊する計画で行きました。早朝、出発。最初はルートもしっかりしており歩きやすい。分岐があり、和佐羅滝方面、伊勢辻山方面とあるが、和佐羅滝が見たかったのでそっちへ。25分くらい歩くと滝が見えてきた。最初小さな滝だとばかり思っていたけど、これが結構大きいビックリ特に滝の上部は圧巻でした。

 しばし見惚れました。さてここから、伊勢辻山へ向かうことにする。道しるべの看板がありそれに素直に従うと、ザレた急斜面!しかも目印のテープも見つからん。踏跡はあるが、本当かどうか・・・。テント泊の装備でこの斜面を登るのは堪えた。木の枝をかき分け上るがだんだん踏跡も怪しくなるガーンもし道に迷ったりしたら、一人では危険だと判断し、撤退!そそくさと下山しました。また、車道にもどり振り出しに。さてどうするか?考えた挙句、薊岳を登り明神平へ行こうと思い、取り付き地点へ。しかし登り口がわからずうろうろする。「立入禁止」の看板とあったのが正規のルートでした。登っていくと、暑さで汗が滴り落ちる。しかも林の中で無風。1時間くらい粘ったがダラダラととめどなく汗が流れてくる。汗が気化せず、これは危険な汗のかき方じゃないのか?と思い、立ち止まる。いろいろ考えた挙句、3時間くらいロスしたこともあり、気が折れて下山しました。あーあ、こんなに晴れているのに・・・。カモシカさんは雨でもいったのに・・・。何しに来たんだ・・・私は。


 車に戻りこれからどうしようか迷う。気を取り直して、高取城跡へむかう。日本3大山城に惹かれていきました。山深いところに城はあり、石垣が残っていました。


一応1ピーク制覇しました。暑かったけど、軽装だから歩ける。やっぱ、軽さは正義ですなあ。

 ここから次は高野山へいき、想像していたより巨大な仏塔にビックリ写真で見るのとは大違いでした。

高野山も見終え、ここから熊野本宮へ行こうと思い、車で南下する。途中国道の湧き水「大師の水」でキャンプ用の水を補給しました。私が呼び水となったのか、次々と人が車を停めて水を求める。私は浄水器を使い水を飲みますが、他の人はそのまま飲んでいました。大丈夫か?あとで十津川村のHPを見ると、煮沸してから飲んでくださいと注意書きがありました。

 宿泊地は、南奥駈道縦走のとき訪れた、玉置山展望台の東屋でテントを張りました。不意の雨もしのげるし、ここなら安心。縦走してきた笠捨山や危険な地蔵岳方面をみて昔を思い出す。ガスが山を駆け下り夕日とあいまって幻想的な風景画みれました。
 
 今日はここで寝ることに。汗で体が気持ち悪いが我慢。しかし、夜は肌寒くシュラフを取り出し掛け布団のようにして寝ました。
 
  


Posted by myouzin1432 at 09:46Comments(0)雑記帳

2011年07月06日

新車で四国ドライブ DAY3 

3日目は6時くらいに起きました。といより暑くてその前から起きていましたが・・・。
 早朝はやっぱり讃岐の地に来たのでさぬきうんどを食べに行きました。「うどんバカ一代」というお店でぶっかけ小(温)を注文。前に来たときもそうだったけど、ホント値段はリーズナブル。で、しかも美味しい。そこから道の駅へ行くつもりでしたが、まだ朝早いので四国最北端の竹居岬へ行くことにしました。この日天気は雨・・・。しかも結構強く降っていて視界は悪い本当なら瀬戸内海が一望できるのに残念。


 そこから庵治の半島をぐるっと一周し、道の駅へ向かいました。そこでいろいろお土産を物色し、焼芋焼酎を購入。このあと、友人とわかれここから姫路へひたすら車を走らせる。再び瀬戸大橋をわたる。今度は雨でしかも霧がでている。橋の高い部分が見えないくらいガスに覆われていました。
 昼ごろに姫路に到着。姫路城の天守は修理中で、建物に覆われていました。最初、内部は見学できないものと思っていましたが、見学できるようなのでとてもラッキーニコニコ

姫路城や他の城も、敵兵が攻めてきたときのために工夫を凝らしています。

これは「るの門(穴門)」と呼ばれるもので、敵兵からはわかりづらいところにあります。一種の抜け道のようなものです。 今回行ったとき甲冑も展示されていました。また、かの有名な「お菊の井戸」もありました。


この井戸を覗き込むと、底の方にきらきら光るものが。よく見ると硬貨でみんな投げ入れているようです。また、この井戸横穴があって、横にいたスタッフの話によると、緊急脱出用の穴と伝えられているそうです。ただ、実際使えるのだろうか?脱出しようにも下は水だし、上は登らなくちゃならない。敵兵に四方囲まれていたら使えなさそう。しかも城内だし。
 そこからいよいよ、修理中の天守へ。中は近代的なものに囲まれていました。最初階段を使うものだと思っていましたが、エレベーターもあるし、エアコンも効いて涼しい。まず、エレベーターで最上階へ。途中エレベーターから修復中の天守を見れました。

エレベーターを降り、姫路市を一望できました。また、ガラス張りで天守の外観もみれる。普段、見上げるだけの城をこうして見れるのは、修復中だからでしょう。とても貴重な体験です


一旦外へ出て次の場所へ移動。ここの城は、門が多数あり、また道が曲がりくねっていて、本当に迷路のよう。敵兵が簡単に攻めれないわけです。



しかも上を見上げると「石落とし」の仕掛けまである!とんでもない要塞だ・・・。

 
この通路も細くまた、石垣の塀に「狭間」という四角形や三角の穴があり、そこから鉄砲や、弓矢で狙えるようになっています。
 ここが一番分かりやすいと思います

写真では分からないですけど、ここ、十字砲火ができる場所だと思います・・・。ああ、恐ろしい・・・シーッ
 
  姫路城に見学にだいたい1時間半費やしました。ただ、もっとじっくり見たかったので今度は一日中いたい。堀も周りからも見てみたいしニコッ

  姫路城の後ゆっくり帰路につきました。
 以上3日目おわります



  


Posted by myouzin1432 at 10:30Comments(2)日本の城

2011年07月06日

新車で四国ドライブ DAY2

2日目、3時に起床。軽く食べてすぐ出発しました。なんせ見て周りたいところ多数あります。まずは遊子水荷浦の段畑を見に行きました。宇和島の西の方で小さな岬の漁師町のようなところにあります。急斜面に石垣を積み上げて作られた畑です。漁をしながら農耕も営んでいたということでしょうか。最初一部だけだと思っていましたが、半島の大部分が段畑になっているようでした

 次に宇和島城へ!ここは藤堂高虎が築城した城で、前から行きたかったところ。駐車場に車を停めて最初に目に入ったのはこれ
宇和島といえば闘牛。お相撲さんの番付のようなポスターが張ってありました。四股名に「ガンダム」もありました。ちなみに大関です。
 宇和島城天守閣へは石段を登って10分くらいでした。早朝ということで、散歩の市民の方がちらほら。朝6時になりラヂオ体操の時間でした。


ここから次は新居浜へ鉱山を見に来ました。マイントピア東平というところで、山岳の幅員の狭い道を行かなくてはならないところでしたが、新車のSUVでは楽々でした。ここは、かつて銅山で栄えていたようで、周辺には住居、娯楽施設、学校があったようです。変電所や火薬庫、索道基地跡などがあります。資料館ではかつての繁栄の頃の人々の笑顔が印象的。子供が鉱山鉄道に乗ってはしゃいでいたり貴重なものが見れました。
  
  
 第三変電所は廃墟と化していました。

索道基地跡 その他にも貯鉱庫やインクライン跡もありました。
 
 帰りの道で気にかけていたのはダムとループ橋!思わず車を停めて写真を撮りました


 次に丸亀城へ。ここの天守閣は木造天主でもっとも古いものだそうです。また石垣のラインが美しい。城の防御性を高めると同時に形の美しさも兼ねているようです。この石垣についてのエピソードがありますが、これは実際行って確かめることをおすすめします。(城の中にある井戸と関係があります)。
 


 また展望台から見る讃岐富士がよかった。夏の雲に讃岐富士!良い絵になりました

丸亀城を堪能した後に、土産屋でうちわを購入。店内ではうちわ職人の方がうちわを作っておられました。ちなみにここ丸亀では、「江」ではなく「初」でした。


 ここから友人の住む高松へ向かう。ただ友人とは17時以降という約束なので、時間があるので、瀬戸大橋の橋脚部分にある道の駅や川崎重工の造船所を見て周りました。巨大な建造物に圧倒されます。ただ瀬戸大橋の維持費っていくらなんだろう?ペンキ代だけでも相当かかりそう。
 

スケールのでかいUFOキャッチャーテヘッ

17時に高松へ入り、友人と会う。そして塩江方面にある「奥の湯温泉」へ行き汗をながしました。人が少なく快適。ただ、湯温が高くすぐ出ました。そして高松では有名な「骨付き鳥」のお店「一鶴」へ。鳥専門のお店らしく表面パリパリ、スパイシーなの骨付きの親鳥がうまかった。こういうところはビールが飲みたいけど、車運転しているから断念ガーン
ただやっぱビール飲みたかったので帰りにスーパーに寄って友人の部屋で飲みました。
この日も暑くて、最初エアコンつけていましたが、タイマーが切れたのかだんだん蒸し暑くなって寝られんようになりました。2日目は初日より暑くて寝づらかった。
 
以上2日目でした。3日目は「天空の白鷺城です」

 

 
    


Posted by myouzin1432 at 04:00Comments(0)雑記帳

2011年07月05日

新車で四国ドライブ  DAY1

前に投稿したように、新車が来ました。新しい車は軽のSUVです。ほとんど、冬山行くために購入したようなもので、これから冬が楽しみ。そこで、ならしがてら、長距離ドライブしようと計画。最初は八ヶ岳に行こうとしましたが、天気が芳しくないため、四国に変更したしだい。
 29日深夜に出発!瀬戸大橋を久しぶりに横断!たぶん10年ぶり。その圧倒的な大きさに感銘を受けました。
四国側、川崎重工業?の工場群が見えます。今治のときもそうでしたが、造船所とか大好きですドキッ
 高速道路を走行して気になったのは燃費。前に乗っていたマーチに比べ消費が早く、SAなら給油所があると思ったら大間違いで、SAでもあるところとないところがあり、少し焦りました。SAなら必ずあると思っていたのに・・・。四万十川の下流の沈下橋には11時ごろ到着。清流四万十川はとても綺麗でした。

有名なのは岩間沈下橋?だそうです。ここを車で横断するのはスリルがありました



 しばらくずっといたかったけど、お腹が減ってきたので昼ごはんを食べに「道の駅しまんと十和」に行き地元の食材を使用した、バイキングを食べました。1000円で腹いっぱい食べました。なかでも美味しかったのは栗の渋皮煮。お土産でも購入しましたが2000円もする!栗は高かった。あと、どぶろくも買いたかったけど、夏の車内ではぜったい保管は無理なので断念しました。温度管理がシビアなモノは夏はきついです。昼食後、テントを張るために四万十川のキャンプ場を利用したいと思っていましたが、あまりの暑さに予定を変更。宇和島市の東にある山間部の成川渓谷のキャンプ場に行きました。今回ここはとてもステキなキャンプ場でした。成川渓谷保養センター?が管理しているキャンプ場で、テントや宿泊用具、自炊セットを持っているなら「タダ」といういいとこでした。しかも、温泉もすぐ近くにあるし、いたれりつくせりでした。しかも沢のそばだから涼しい。温度が全く違います。久しぶりにステラリッジテント張る。しかも木製の台の上だからボトムを汚さずにすみました。
 

夕飯はカレーを食べ、温泉に行きさっぱりして、早々に寝ました。夜はタオルケットで十分だと思っていたけど、だんだん肌寒くなってきたのが誤算。結構冷えました・・・。
 というわけで一日目終了
三重県から四万十川まで10時間・・・。長距離トラックドライバーの運ちゃんの気持ちが分かります。  


Posted by myouzin1432 at 20:22Comments(0)雑記帳