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2013年08月28日

かつての原発計画地 芦浜

三重県は大紀町 錦から姫越山経由「芦浜」へ行きました。ここに行きたいと思い立ったのは、地元ローカル誌に掲載されていたからです。日の出公園駐車場に車をとめて出発します
奥に墓地があります

歩くこと10分くらいで北登山口に取りつきます

津波のことを考えていたるところに海抜の表示がされています

案内板


 登山道にはテープがしっかりあり道も明瞭な方です

嫌な爪痕を発見。一気に自分が警戒モードにガーン

熊鈴をつけて再度出発。鬱蒼とした木々(ウバメガシというらしい)で風がなく暑い。先を進むと開けた場所に出た
錦漁港を一望できる

爺ヶ塚、姫塚を通り、9時前に姫越山へ到着した。ひらけた場所で、太平洋が一望できる。そして、眼下に少し芦浜が見えた

少し休憩し行動食を取り、虫よけスプレーを噴霧します。ダニ対策の為

ここから芦浜への下りのルートは電力会社の社有地。しかし目印が私を導く。ま、自己責任でお願います

急な斜面をくだり、一か所だけひらけた場所から芦浜を眺める。三方を山で囲まれている。海跡湖もある

登山道はジグザグに変わり、ゆっくり下れる。ここまで蜘蛛の巣と相当戦った。トレッキングポールを振り回した
平坦な場所に出て、ふと見るとログハウス風の建物がビックリ。朽ちてなく生活感が少し感じられる。誰か利用しているのかな。水も引いてあった。

途中にある小さな神社にお参りし、芦浜に10時半ごろに到着~
波の音が心地よい。波打ち際は砂ではなく石ころ。波が石を転がしジャラジャラ音がする。
那智黒石がたくさん?

海岸沿いを歩く。 プライベートビーチ!! ここに原発ができなくて本当に良かった。

歩いてきた姫越山を眺める

内陸に足を運び海跡湖・芦浜池へ。ここは真水、海水?どっちなんだろう?小魚がたくさんいた


芦浜を存分に満喫して錦へ帰ります。堤防の端から取りつきます

急斜面を登り分岐点で浅間神社方面へ

汗だくで水分補給をこまめにやりすぎたせいか、キャメルバックのドリンクの残量も心配になってきた。心配しながら歩いていると、なんと水場がビックリ岩の間から水が流れていました。これは幸運。浄水器を使ってありがたくいただきます!500CCがぶ飲み!

水を補給したところで再出発。足取りも軽くなった気がした。途中の分岐を錦中学校方面へ向かい錦の町へ出て一安心
漁港の風景を楽しみながら歩きます

津波対策用の避難タワー。立派です。東南海地震では約7Mの津波だったようです。恐ろしい・・・


13時過ぎに駐車場に到着。 
帰路に着きました  


Posted by myouzin1432 at 20:35Comments(0)登山

2013年08月07日

南アルプス 白峰三山縦走 大門沢小屋~奈良田

四日目も3時起床しました。フリーズドライのお粥を食べて、4時15分に出発しました。ヘッデンの明かりを頼りに進みます。
私はマイカーで来ましたが、バス利用者は9時50分発身延駅行きのに乗らなくてはならないよう。ワンゲル部は早々と出発してました。バス乗車前に温泉に入り汗臭い服とおさらばするためでしょう。他の一般人に迷惑かかりますからねニコッ
まだ暗い中の沢の渡渉

鉄パイプのトラバース

急な滑りやすい斜面を下って行く

大きな岩の横を通り・・・

ものすごい揺れる心もとない吊り橋を渡りました。恐かった
早川水系発電所取水口付近


再び吊り橋

大きな堰堤のところにかかる森山橋を渡れば林道にでます

単調な林道をテクテク歩くと奈良田第一発電所が見えてきたニコニコ

無事に戻ってきたよ、イエイ!

駐車場には7時半に戻ってきました。
片付けをして、奈良田温泉に入ることに。ただ営業時間が9時からなので、おなかも空いたし、カップラーメンを食べて待つ。
9時にいくと、ワンゲル部で大混雑ガーン
しかも脱衣所がすごいニオイ!私も汗臭いケド・・・、狭いところにこれだけ集まるとそれはとてつもない臭気を放っていました。浴槽はいっぱいで「芋を洗うようだ」とはこういうことかと実感。体を洗うのを待つという事態に。
泉質はよくてぬるぬる感が気持ちよかったが、浴槽に浮遊物、髪の毛などなど多数浮いていて、爽快感はゼロ・・ガーンこれなら、車をちょいと走らせて、別の温泉に入ればよかったと後悔しました。何のためにマイカーもってんだ?それでもバスの時刻が近づいてくると学生たちはそそくさと出て行った。そのあと私を含めて3人でゆったり浸かった。
ワンゲル部とは距離を置くべし」今回の登山で得た教訓かな・・・

奈良田温泉 古民家風の建物です。小高いところに建っていて近くに駐車場はない。バス停付近から歩いていきます


ここから昼飯を豪華に食べたいと思い、車を3時間走らせます。
着いた先はここ ご当地萌えキャラビックリ前はこんなのなかったんだが・・・

ここは活気があってええですよ

最初鉄火丼を注文。美味しい

ただ、食べてて中トロだとやっぱり違うのか?と思い、「中トロ」300円/一貫を頼んじまった

口に入れると「やっぱり違う」 口の中でとろけますよ。丼よりにぎりのが味わえる気がします

 満足してこの地を後にし、高速道をひた走り帰りました。
以上白峰三山縦走リポート終了です  


Posted by myouzin1432 at 09:15Comments(0)登山

2013年08月06日

南アルプス 白峰三山縦走 農鳥小屋~大門沢小屋

三日目も3時に起床。夜中はのどが渇いてしかたがなく、起きるたびに水を飲んでいた。外に出てみると、星空に三日月、そして甲府の夜景が見れた。富士山も見れて二日続けてラッキーです

みんな早く起きて準備します

4時半ごろ出発します。この時間帯は富士山はすっきり見えるんだけど、日が昇るにつれ雲に覆われてきた

まずは西農鳥岳を目指す。今日も急な坂から始まる

農鳥小屋と間ノ岳

西農鳥岳への稜線散歩

西農鳥岳には5時半過ぎに到着

農鳥岳へはもうちょっと

農鳥岳に近づくにつれ、カメラを斜面に向ける人が。よく見てみると雷鳥の親子ビックリこれはラッキーだと思い私もシャッターを夢中で押しました。コンテジだから限界があるけど、雷鳥と30センチくらいまで近づいて撮影できた。子供は5匹確認できた。
岩の色と一緒。動かないと分からないだろうな~

親雷鳥

雷鳥親子は農鳥岳山頂まで来てくれた。ピークハントより雷鳥が優先です
今回一番気に入っている画像。後ろには塩見岳が聳える

子雷鳥とバックに富士山

白峰三山、最後の農鳥岳の山頂を踏む。

ここから大門沢下降点へ向かいます。高山植物が咲き乱れるトレールでした

コイワカガミ?

大門沢下降点に8時に到着。時間があるので、ちょっと寄り道に広河内岳へ向かいました。農鳥の主人が、「大門沢までなら、寄ってみるといいよ」と言われたので、乗っかりましたニコニコ

広河内岳へも気持ちのいいトレール。荒川三山を見ながら

9時前に到着。

白峰南嶺ルートは上級者向け。

大門沢に戻り、これから始まる激下りの準備。登山靴を紐ときっちり締めます。
大門沢下降点にある鐘。


ここから標高約1000メートルくらい下る。樹林帯で風がなく暑くなってきた

途中にユウレイダケを発見

沢の橋を数回横断し大門沢小屋に12時前に到着。下りで膝がガクガクでした・・・。

受付をすませ、テントを張る。どうせ後からワンゲル部は来るだろうと思い、広いところではなく上の段の狭いところに張る。
このあとワンゲル部2組が幕営地の大半を占めて、ほかのテント泊者が迷惑していた。しかもうるさいし・・・
また一杯

ワンゲル部。 一気に過密な幕営地となる。もともとそんなに張れる広いところではない。

大門沢小屋泊者の寝室。

隣のテントのおじさんと世間話や、昔の大門沢小屋のことを聞きながら時間が過ぎていく。夕飯を作り寝る準備。大門沢小屋は標高1600M付近にあるので、20度とシュラフに入ると暑いので掛布団のようにして寝ました。夜中に小雨が降る。明日は曇りの予報。

以上3日目終了です  


Posted by myouzin1432 at 21:00Comments(4)登山

2013年08月06日

南アルプス 白峰三山縦走 北岳肩の小屋~農鳥小屋

二日目。3時に起床。よく寝れた方でした。シュラフから出ると寒い。さすが標高3000メートルの幕営地。テント内は10度くらいではないだろうか?起き上がり、トイレに行くため外に出ると満天の星空に三日月。本当に綺麗。だが、稜線に出ると風があり寒い・・・。 テントに戻り水を沸かしてパンを食べる。
日の出前の幕営地の様子。遠くにてっぺんだけ顔をのぞかせる富士山

雲海から太陽が上がってくると同時に、みんなの歓声が!神々しい光に活力をもらいます
画像左は鳳凰三山の地蔵岳「オベリスク」のとんがり

斜面が黄金色に輝く

西のキャンプ地からは仙丈ケ岳がくっきり見える

5時過ぎに小屋を出発し、急な坂を上がっていきます

振り返ると、端整な甲斐駒ケ岳も見える。かっこええ


 もちろん高山植物も道中楽しませてくれます
イワギキョウ

チョウノスケソウ

6時に北岳頂上に到着。標高3193M。日本で2番目に高い山です。

展望が素晴らしく、これから行く間ノ岳への稜線のはっきりわかる。天気がよく本当によかった

北岳~北岳山荘からの景色

北岳山荘に8時に到着しトイレ休憩。ここのトイレは立派でした。肩の小屋や農鳥、大門沢のトイレよりずっとかマシです。
キャンプ場からの北岳の眺め。雲の感じがいい


北岳山荘を出発して振り返る。

せっせと花粉を集める蜂?花の名称は分かりません

中白根山を9時ごろに通過。間ノ岳を目指します。
間ノ岳に10時半ごろ到着。ここからの富士山を撮りたかったが、雲の餌食となり見えない。東側はガスに覆われている

反対側は視界がいいのだが、撮りたいのは富士山


記念撮影を済ませて農鳥小屋へ向かいます。ガスが濃くなってきた。分岐の道標を確認し進みます。農鳥へはザレた斜面をくだる。

所々にはペンキで大きく「ノウトリ」と描かれているので、迷うことは少ないと思う。

雲の湧き立つ稜線を歩く。目指す農鳥小屋を確認できた。

キバシャクナゲは見頃を少し過ぎていたよう


11時半ごろに小屋に到着。ここの主人はネットで有名だったのでどんな人なんだろう?と常々思っていました。テントの受付をしてもらう。テントの場所や、トイレの場所など普通に説明してくれます。また、行った日は往復30分の水場は出ていないとのことなので、1リットルは無料、次からは100円ですとのこと。 幕営地のどこにテントを張ったら風の影響を受けないかも親切に説明してくれ、別に変な印象は受けませんでした。昔ながらの山小屋の主人という感じかな~
小屋は標高2800Mに建つ

小屋には3匹のワンちゃんが!

うーん、凛々しい

テントを張り、一杯やります。つまみは牛タンジャーキー。気圧の関係で泡が吹き出る吹き出る。もったいない!

農鳥小屋 幕営地全景 ここの北にもう一つあった

有名な天空の厠。垂れ流しです。トタンが敷いてあるだけ。臭いも風にのって鼻をつきます。協力金は0円です


テントの内部。ま、単独だとこんな有様です。ステラリッジテント1型。最低限の居住スペース。細引きでぬれたのを乾かす


夕飯はハンバーグカレーで豪勢に。とてもおいしくいただきました。再び小雨のぱらつく中、歯磨きをしシュラフに潜り込みました。
 以上二日目終了です  


Posted by myouzin1432 at 11:48Comments(0)登山

2013年08月06日

南アルプス 白峰三山縦走 広河原~北岳肩の小屋

南アルプスは白峰三山を3泊4日で縦走してきました。
朝夕飯:長期間賞味期限がもつパンやレトルトカレーにフリーズドライ食品、甘露煮、あとはデザートのプリンテヘッ

行動食は連泊縦走には最適だと思っているシリアル。食べやすく気に入っています。それにパワーバー系ゲル状を少し。

 飲み物は、ココアやスープ系。かぼちゃスープは美味でしたよ


夜中に出発し、伊勢湾岸、新東名を突っ走り新清水ICで降ります。出発地点である奈良田に4時ごろ着いた。しばらく仮眠し支度をする。バスの始発は5時半ごろです。

バスの運賃は1100円。私はてっきり1000円だと思って小銭を用意していなかった。+100円は協力金だそうな・・・
満員のバスで狭い山道を走ります。登山客のほかに渓流釣りの方も乗車されて広河原までの途中で下車されました。
広河原に6:20到着。バスと人であふれかえります

吊り橋を渡り、いざ北岳方の小屋へ向かいます。天気は晴れですがすがしいが、これから標高差約1500メートルを登らなくてはならないので少し不安。体力が持つかどうか・・・。ザックの重さは約20キロ。

広河原山荘を通過し、白根御池方面へ。樹林帯で風がなく急坂で、汗がポタポタ落ちてくる。ペースを落として登ることを頭の中でずっと考えてゆっくり行きました

8時40分ごろに白根御池に着いた。山と高原地図の所要時間より1時間も早い・・・。これは嬉しい誤算でした。ここでゆっくり休みます。

小屋の蛇口からは南アルプスの天然水が飲み放題。もちろん頂きます。(飲みすぎ注意)

白根御池キャンプ場手前に池があります。アメンボがたくさんいました。池自体は濁っている


ここから草すべりと呼ばれる草原上の急斜面500M直登が始まります。再び汗だくになりながらじわじわ高度を上げていきます。ゆっくり亀さんペースで確実に登って行きました。途中でGPSで現在地を確認すると、あと高度100M上がったところで左俣コースと合流するみたいだ。と分かるとやる気がみなぎってきました。小屋まであと1時間くらい。小太郎尾根分岐に11時前に到着。稜線にでると涼しい風が心地よい。
 仙丈ケ岳が見える

小屋手前の岩の斜面をよじ登ります。あとちょっと!

11時半に小屋に着きました。ふー、一安心。

この時間あたりからガスが濃くなってきました。受付でテント泊の手続きをします。他の場所より一段高くテントが横に並ばれない場所をチョイス。

キャンプ地は東側斜面と西側斜面二つありますが東側の方が晴れていれば富士山を拝めますし、風の影響も少ないです。
テントの中に入り、お昼なので、ラーメンを食べ、1時間ほど昼寝。再び起き上がると、頭痛がするガーン高山病にかかった模様。吐き気若干してきたので、再び横になった。幸い3時間ほどで治まってくれた。調子が戻りつつあったのでお酒に走る。ただ、ビールを飲む暖かさではないのでカップワインを買いました。つまみのチーズで一杯やります


 山荘近くの高山植物たち 
ミヤマオダマキ

テガタチドリ

ミヤマキンバイ


夕飯は最初カレーにしようとしたがそこまで食欲が回復していないので、ペペロンチーノで軽く食べる。キャンプ場はテントであふれかえり、混雑しグループの会話が単独者にはうるさく感じる。特にワンゲル部・・・。
しかし19時ともなると静まりかえり、みんなシュラフに潜り込んだよう。私も徹夜で運転してきたので早々に寝ました。
明日は3時起きです  


Posted by myouzin1432 at 09:30Comments(0)登山