2011年06月05日
伯母谷覗~七曜岳~無双洞~和佐又ヒュッテ DAY2
翌日、夜中の3時に携帯のアラームがなる。あたりはまだ真っ暗。今日が一番長い行程。伯母谷覗で朝の大普賢岳を拝みたいし、斜光の森を撮りたい。撮りたいことづくめ。前日のご夫妻が「カモシカさん」だっとことに今になってわかりビックリ!世の中広いんだか、狭いんだか。面白いです。
朝、4時半出発。伯母谷覗へ。そこから朝の大普賢岳が見れました。昨日と違ってくっきり!その急峻な山容がすばらしい。



早朝朝5時の大普賢岳。テント泊者の特権はやっぱりこういう早朝の風景に出会えること。苦労して重い荷物を背負ってきたかいがあったというもの。ただ、雨ならテンションガタ落ちです。
マミヤ7で撮り大普賢岳へ出発。早朝の森はとても心地よい。斜光が森を照らします

女人結界門をすぎ、6:45に大普賢岳へ登頂を果たす。感慨にふける間もなくさっさと出発し水太覗で休憩。ここで石楠花と大普賢岳を撮ろうとしたけど生憎逆光

気を取り直し、七曜岳を目指す。登山道は石楠花ロードできれい。このあたりはまだ早いのかツボミが多かった。あと、数日で満開でしょう。石楠花にシロヤシオ、日本岳からの登り梯子にも小さい「イワカガミ」が生えています。


ちなみに、画像のシロヤシオは大普賢岳~脇宿跡で撮影。
七曜岳の手前で苔に包まれた場所にでました。何回も歩いているのだけれど、今回は苔が生き生きとしているように感じました。雨降りのあとだからでしょうか?

モスフォレスト感たっぷりの場所でした。しばらくそこで佇み、カメラのシャッターを切ります。七曜岳へは木製の梯子、鎖場、そしてスリル満点の木製の回廊を歩かなくてはなりません。この回廊が厄介で、濡れている時や、霜が付着しているととても滑りやすい!慎重に渡る。

七曜岳に9:00に到達。ここは見晴らしがよく、弥山、行者還岳、以前行った大日岳も見える。ここもさっさとパスして、無双洞分岐点へ移動。ここからが激下り。えんえんと下ります。しかも、今回はテント一式担いでの下り。膝が心配。慎重に下っていましたが、2回転倒してしまいました。右腕を擦りむき、パンツや長袖のシャツがドロ汚れ・・・。そうして下るとだんだん沢の音量が大きくなってきます。10:30に無双洞に到着!まずは沢の水で服のドロ汚れ、傷口の洗浄をする。怪我はたいしたことはありませんでした。ここはお気に入りの場所で、ジェットボイルで湯をかわし「チャイ」を作り至福のひと時を過ごす。そして2回目の無双洞アタック。まずは木の梯子を上り入り口へ。中は暗く(当然)ヘッドライトの明りで進む。洞窟の中は冷えた湿った空気でいっぱい。外と気温が全く違う。進んで下を覗き込むととめどなく水が流れています。ここからはケイビングのスキルと装備がいるので私はここまで。今回サイバーショットを持ってきて正解。内部の様子を撮れました。



ここから少し登山道を下ると「水簾の滝」という場所にいけます。行った日は凄まじい水量。水飛沫がとんできますし、風圧もすごい。迫力のある滝でした。

滝の上部はこんな感じで、キャニオニングできなくもない?

ただ滝本体は落差がありますからやっぱ無理か・・・。この滝はいつ見ても素晴らしいですよ。
ここから次は登り。しかも垂直っぽい岩場を登らなくてはなりません。毎年事故が起こっている場所でもあります。その場所へ行くと下りの登山者がいたのでしばらく待機。ただ、その登山者落石を発生させた。
危ねえ。当たったらどうするんじゃ!
それでいよいよ取り付き開始。ザックは重いが、ホールドは結構あるので「伊勢山上」のときよりマシ。


下はこんな感じぃ

だいたい30メートルくらい登ります(あくまでも個人的な推測)
これを登りきるとあとは楽。岩本新道を正午に通過。和佐又コルを目指す。再び巨樹にであったり、ナメコ三兄弟?も発見!ステキな山です


和佐又ヒュッテに13:00前に到着し無事登山終了。重いバックパック、靴から開放され身が軽い。ヒュッテの犬はお昼寝状態。まったりしています

確かこの犬だったかな?数年前、大普賢岳まで登ってきました。すごいガッツのあるワンコです。
というわけで2日目はこんな感じでした
また、書き足したいことは順次書いていきます
朝、4時半出発。伯母谷覗へ。そこから朝の大普賢岳が見れました。昨日と違ってくっきり!その急峻な山容がすばらしい。
早朝朝5時の大普賢岳。テント泊者の特権はやっぱりこういう早朝の風景に出会えること。苦労して重い荷物を背負ってきたかいがあったというもの。ただ、雨ならテンションガタ落ちです。
マミヤ7で撮り大普賢岳へ出発。早朝の森はとても心地よい。斜光が森を照らします
女人結界門をすぎ、6:45に大普賢岳へ登頂を果たす。感慨にふける間もなくさっさと出発し水太覗で休憩。ここで石楠花と大普賢岳を撮ろうとしたけど生憎逆光

気を取り直し、七曜岳を目指す。登山道は石楠花ロードできれい。このあたりはまだ早いのかツボミが多かった。あと、数日で満開でしょう。石楠花にシロヤシオ、日本岳からの登り梯子にも小さい「イワカガミ」が生えています。
ちなみに、画像のシロヤシオは大普賢岳~脇宿跡で撮影。
七曜岳の手前で苔に包まれた場所にでました。何回も歩いているのだけれど、今回は苔が生き生きとしているように感じました。雨降りのあとだからでしょうか?
モスフォレスト感たっぷりの場所でした。しばらくそこで佇み、カメラのシャッターを切ります。七曜岳へは木製の梯子、鎖場、そしてスリル満点の木製の回廊を歩かなくてはなりません。この回廊が厄介で、濡れている時や、霜が付着しているととても滑りやすい!慎重に渡る。
七曜岳に9:00に到達。ここは見晴らしがよく、弥山、行者還岳、以前行った大日岳も見える。ここもさっさとパスして、無双洞分岐点へ移動。ここからが激下り。えんえんと下ります。しかも、今回はテント一式担いでの下り。膝が心配。慎重に下っていましたが、2回転倒してしまいました。右腕を擦りむき、パンツや長袖のシャツがドロ汚れ・・・。そうして下るとだんだん沢の音量が大きくなってきます。10:30に無双洞に到着!まずは沢の水で服のドロ汚れ、傷口の洗浄をする。怪我はたいしたことはありませんでした。ここはお気に入りの場所で、ジェットボイルで湯をかわし「チャイ」を作り至福のひと時を過ごす。そして2回目の無双洞アタック。まずは木の梯子を上り入り口へ。中は暗く(当然)ヘッドライトの明りで進む。洞窟の中は冷えた湿った空気でいっぱい。外と気温が全く違う。進んで下を覗き込むととめどなく水が流れています。ここからはケイビングのスキルと装備がいるので私はここまで。今回サイバーショットを持ってきて正解。内部の様子を撮れました。
ここから少し登山道を下ると「水簾の滝」という場所にいけます。行った日は凄まじい水量。水飛沫がとんできますし、風圧もすごい。迫力のある滝でした。
滝の上部はこんな感じで、キャニオニングできなくもない?
ただ滝本体は落差がありますからやっぱ無理か・・・。この滝はいつ見ても素晴らしいですよ。
ここから次は登り。しかも垂直っぽい岩場を登らなくてはなりません。毎年事故が起こっている場所でもあります。その場所へ行くと下りの登山者がいたのでしばらく待機。ただ、その登山者落石を発生させた。

それでいよいよ取り付き開始。ザックは重いが、ホールドは結構あるので「伊勢山上」のときよりマシ。
下はこんな感じぃ
だいたい30メートルくらい登ります(あくまでも個人的な推測)
これを登りきるとあとは楽。岩本新道を正午に通過。和佐又コルを目指す。再び巨樹にであったり、ナメコ三兄弟?も発見!ステキな山です
和佐又ヒュッテに13:00前に到着し無事登山終了。重いバックパック、靴から開放され身が軽い。ヒュッテの犬はお昼寝状態。まったりしています
確かこの犬だったかな?数年前、大普賢岳まで登ってきました。すごいガッツのあるワンコです。
というわけで2日目はこんな感じでした
また、書き足したいことは順次書いていきます
Posted by myouzin1432 at 11:53│Comments(2)
│登山
この記事へのコメント
myouzin1432さんテント泊で大峰周遊無事(転倒等ありましたが)に楽しまれましたね。僕もテント泊は何回かありますが、山の早朝はすがすがしく気持ちの良いものです。無線機のリチュウム電池はもしもの為パックにしまい、常にはサンヨ-のエネル-プを使って受信をしています(145と433)。1日中電池が持ち山域の受信状態がわかります(山では殆んどCQには出ません)。
Posted by カモシカ at 2011年06月05日 14:07
私もトランシーバーのリチウム電池は最後の通信手段として常時はずしています。単3用の空をはめて電源が入らないようにしています。そしてバックパックの中にいれています。たまに使用しますが、受信状態をみたり、ラジオ用にしたりそんなトコです。
大峯周遊もできてよかったです。今日はテントや他のギア類のメンテナンスとブログの更新に大半を使っています。
大峯周遊もできてよかったです。今日はテントや他のギア類のメンテナンスとブログの更新に大半を使っています。
Posted by myouzin1432 at 2011年06月05日 16:22