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2012年09月14日

大峯に眠るタイタン

今回は、カモシカさんのブログに触発されて、私もタイタンを見に行きました。しばらく大峯に行っていなかったので新鮮でした。車で通る時の行者還トンネル西口の段差の感触が懐かしかった。トンネルから吹く風がやけに冷たく感じる。
大峯に眠るタイタン

今回は車を西口駐車場に停めておき、ここから折り畳みの自転車で国道309号のポイント90まで移動しました。東口からはほとんど下り坂。自転車で風を受けて走ると心地よかった。が!折り畳みの自転車の剛性のことを考えるとだんだん怖くなってきた。というわけでブレーキかけながら恐る恐る地点まで行きました。
大峯に眠るタイタン
自転車を畳んで隠しておきます。7時にスタート。斜面につけられた鉄の階段を登る。ルートは目印のテープがあり、また木製の階段もつけられていた。結構前からあったのだろうか?尾根上は自然林、その周りの斜面は植林という状態。自然林の中の目印を頼りに歩きます。人工林にもテープがありますがおそらくそれはは境界とかの目印でしょう。間違ってそれにつられないようにしなくては!心配していたのが「ブヨ」とかの吸血系の生き物。しかし、全くいませんでした。あとスズメバチも気にしていましたが、こちらも今回行った登山道にはいませんでした。季節は秋に移行しつつあるのかキノコ類が結構多かったように思える。
<木製の階段が結構あった>
大峯に眠るタイタン
<大きいきのこ>
大峯に眠るタイタン
<巨樹万歳>
大峯に眠るタイタン
大峯奥駈道のP1458から東北東に伸びる支尾根に合流。ここから特徴的な鋭鋒の大普賢岳が見える。
大峯に眠るタイタン
道は廃林道にでて大峯奥駈道方面に向かう。タイタンはどこにあるのかな?と振り返ってみると重機みたいな塊が!近寄ってみるとマツダのタイタンでした。ふう~見過ごすところでした。錆びたタイタンとご対面を果たしました。
<ジオラマ風に加工>
大峯に眠るタイタン
<ファニー顔なタイタン>
大峯に眠るタイタン
<現役のころはここから人が手を出してたのだろう。今は手の代わりに「木」が>
大峯に眠るタイタン
<どこか寂しげな表情のタイタン・ソフトフォーカス使用>
大峯に眠るタイタン
ヘッドライトの周りが壊れて垂れ目に見えるからかな・・・

大峯に眠るタイタン
<製造番号(荷台の?)>
大峯に眠るタイタン
<バッテリー溶液は大丈夫なんかな?>
大峯に眠るタイタン
いっぱい撮影してタイタンと別れました。個人的に廃車撮るの結構すきドキッ

さようならタイタン
大峯に眠るタイタン

ここから大峯奥駈道のP1458へ向かいます。8時15分ごろに笹の斜面を登り合流しホッとする。しばらく休憩。稜線では一部赤く染まった葉もあり秋に向けて植物が準備中。
大峯に眠るタイタン
大峯に眠るタイタン
ここから行者還岳を目指す。大峯縦走をしたとき、ここの頂上を踏まずに通過したので、この機会に行きたかった。行者還小屋に9時過ぎ到着。ここから急登だとわかっているので、ゼリー飲料を流し込み出発。行者還岳側面をトラバース気味に登って行く。脆いところがあり、木製の階段の連続です。その脆いところに水場のホースがあります。大変貴重な給水地点です。

朽ちた木製の梯子の上に水のでるホースがあります。(渇水期注意!)
大峯に眠るタイタン
行者還岳には9時40分ごろ到着。ここの頂上は視界が効かない。石楠花はいっぱいあるからその時期に来たらきれいでしょう。
大峯に眠るタイタン
途中に生えていた白い巨塔・・・。そそり立っています
大峯に眠るタイタン

引き返して行者小屋に向かう
水場で水を汲み喉を潤す。上部には貯水槽らしき建物が。ただここは脆く狭い場所なので長くとどまるのはおススメできません。小屋に入りリラックス。靴を脱いで横になる。木の香りが心地よく懐かしい。数年前、前鬼から縦走しこの小屋で泊まったことを思い出しました。まだ単独縦走の駆け出しのころで、しかも雨で不安で寝れない夜と過ごしました。眠いんだけど寝れなかったな。今はいい思い出です。
大峯に眠るタイタン
今はブランケットを置いてくれているんですね。なぜかプチプチの大きなロールがあった。断熱性はよさそうだ。

10時半に小屋を後にする。
大峯に眠るタイタン
小笹の宿などに共通する並ぶ2つの巨樹。
行者小屋から西原分岐までの稜線ではいくつもの分岐トレイルがありますね。大川口方面、小坪谷など。P1458に再び戻りその方面をみるとピンクテープに文字がかかれている
大峯に眠るタイタン
「清明の尾」という道だったようです。
奥駈道出合まではキノコや部分的な紅葉を見ながら楽しんだ

<食べれそうな色のキノコ>
大峯に眠るタイタン
<2枚貝のようなキノコ>
大峯に眠るタイタン
ディスカバリーチャンネルの「サバイバルゲーム」の教官のベア・グリルスが言うには「キノコは手をだすな」とのこと。キノコに手をしょっちゅう出していいのはマリオとルイージだけ

大峯に眠るタイタン
正午ごろ奥駈出合に到着。ちょっとだけ休憩し行者還トンネル西口登山口へ下山。13時に到着。車は10台くらい停まっていた。丁度お昼なのでトンネル近くの水場で水を汲み即席めんを作る。美味い!
大峯に眠るタイタン
トンネルから吹く冷たい風に当たりながらクールダウン。自転車の回収に向かう。折り畳み自転車は便利ですね!行動の範囲が広がりそう
大峯に眠るタイタン
これで登山は終了。
ここから台高山脈の偵察に向かう。入之波温泉から奥の三之公方面へ。そこから「山ノ神ノ頭や霧の平」へ登りたいからです。ただ途中までで車でそれ以上奥へ行くのをやめました。作業用のダンプが結構通るので仕事の迷惑になるだろうと思ったからです。 だれか最近行った人いませんかねえ~。明神滝出合まで車で行けるのだろうか?

そう考えながら山鳩湯につかりに行きました。ここの温泉はぬるくて私には丁度いい。ただシャワーの温度が不安定!誰かが使うとその分温度が下がってシャワーから出るのが水になってしまう!そこだけ何とかしてほしいわ。湯船は長年のカルシウム成分の沈着で木製だったのが石化しています。鍾乳洞の石みたい!相変わらず繁盛しているご様子。
大峯に眠るタイタン

帰りの道・・・紀伊半島豪雨からの復旧作業がまだ続いていますね。斜面の補強工事の様子。みんなで懸垂下降。みんなクライマー?
大峯に眠るタイタン
 新しく和佐又トンネルができたり道の駅「杉の湯川上」あたりの斜面崩落が復旧して通れるようになっていました。非常にありがたいです。
ちょっと心配なのは国道309号からみた山の斜面
大峯に眠るタイタン
道の上に土が見えている部分が幾筋かある。台風が来ているし大丈夫かな・・・




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Posted by myouzin1432 at 14:17│Comments(2)登山
この記事へのコメント
僕もいろんな所で同じような登り方をしようと折りたたみ自転車を購入しましたが一度も使っていません。自転車に申し訳ない。
あのタイタン、1970年代と思いますがやはり山の上、錆はあまり進まないように思います。しかし知らなくて登った人はびっくりするでしょうね。
Posted by 紀州のカモシカ at 2012年09月14日 16:10
カモシカさんどうもです。約40年前の車なんですね。荷台の部分の錆びはひどかったですけど、ドアとかのボディ部分の塗装はあまり剥げていないですね。あの廃林道はどこまで続いているのか不思議に思います。
Posted by myouzin1432myouzin1432 at 2012年09月14日 17:08
 
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    コメント(2)