2012年05月30日
桧塚奥峰 別ルートで
何回も行っている桧塚奥峰。今回は三重県側から行こうと決めました。出発地点は奥香肌峡の宮の谷登山口です。登山届をここで提出し4時に出発します。当然あたりは真っ暗。ヘッデンの明かりで林道をテクテク歩きます。取りつき地点はヌタハラ出合。ここまで約1時間の林道歩きです。千石谷林道をひたすら進みました。

林道は業者の材木搬出用の道。下手に車を停めると迷惑になりそう。

しばらく進むと林道が崩落してた。慎重に渡りました。非常に脆く注意が必要。これを進むとなぜか黒のセダンが停まってた。たぶん林道が崩壊して降りるに降りれないのだろう。車自体はきれいで持ち主が手入れしているのだろうか?

6時にようやくヌタハラの登山口に着いた。この前にちょっと道を間違ってしまい植林の中を直登していました。届のポストはあるがここに入れても誰も回収に来ないので宮の谷の提出箱に入れましょう。

ここから急な登り。道自体は踏み跡、テープもありました。結構登られているのかな?広葉樹の明るい森は心地よくバイケイソウの群落もありました。バイケイソウの群落のところは広い尾根で道は分かりづらかった。

ようやく尾根に出た。分岐の白い看板があります。登りはいいけど、下りはこの看板を見落として通過すると果てしなくナメラ山方面へ行ってしまいます。

この分岐点に大木がありカメラで撮影。台高は新緑真っ盛りでした。

ここから桧塚を目指す。ルートは東西に延びる尾根上なのでわかりやすい。気持ちの良いトレールでした。ただ多かったのはクマのう〇こ。存在感ばっちりです。桧塚に7時半ごろ到着。次に奥峰まで歩く。高原散歩のようでここは最高です

マナコ谷登山口への下降ルート。最初は草原のような所を歩くからいいけど植林に入ると迷路です

桧塚奥峰に8時前に到着。スタートから4時間かかりました。ここで大休止。今回はEOS60Dを持っていきましたが、フィルムカメラも持参。トイカメラの定番をもってきました。


桧塚奥峰を後にし明神岳へ。この前来たのは冬の樹氷の季節。今回は新緑。よく考えると新緑の季節は初めてのような気がする。明神岳に到着して南下する。笹ヶ峰周辺は広い尾根でブナなどの自然林が美しく何度も立ち止りカメラのシャッターを押す。
長椅子の樹木に座り・・・

台高主稜線にはこの前行ったときにはなかった目印(看板)がありました。かまぼこの板を使って表示してくれていて助かります。縦走者の仕業かな
千石山を10時前に通過。千石山キャンプ場にて休憩。ここは水場があるので重要な地点。明神平からなら次の補給地はここです。水の線は以前より細かったが流れはある。水を汲んでキャメルバックとナルゲンボトルに補給します。パンを食べて後半のハイライト赤倉山を臨む。あれを越えれば後は楽だろう。と思っていたが後半悲惨な目に・・・。キャンプ場を後にし出発。稜線上は石楠花などがきれいでした


赤倉山を11時半通過。このころ大峯方面から「ゴロゴロ」と雷雲接近の兆しが・・・。嫌な予感。南下すると北上する登山者1名とすれ違う。どうやら明神平から池木屋山の往復だそう。あまりに早く池木屋に着いたので引き返し明神平で一泊するとのこと。霧降山に12時到着。ここで登山靴の紐をきつく締めて激下りの準備。
奥ノ平峰からみた霜降山からの支尾根

青空平を通過したあたりから、雷雲が近づいているのがわかる。下るとなんと登ってくる団体が!?6名くらいの中高年。雷が近づいているのになぜ上るのか疑問。しかも時刻は13時過ぎ。何を考えているか?自殺行為にしか思えなかった。案の定雨が降り出してきた。と、落雷
ピカッと閃光が走り瞬く間に「ドーン」。耳をつんざく轟音で恐怖しました。めちゃ近い。というか真上
あまりの土砂降りと雷鳴で近くの岩場の隙間で身を丸めてじっと停滞しました。下手に動くとまずい気がした。しばらくして、雷雲が遠くに行った。一安心して活動開始。再び太陽が顔を出してくれました。暑いのでストームクルーザーを脱いで、腹も減ったので賞味期限切れのエナジーバーを食す。

前もこの尾根で雷雨。私にとっては霧降山より「雨降山」ですわ。この前は精神的に余裕がなかったけど今回は心に余裕がある。この尾根も新緑がきれいで雨上がりで、みずみずしく素晴らしかった。


この前は鹿の防護柵の間を進んでしまい、えらい目にあいましたが、今回は正しい道を行きます。防護柵を2回あけて、伐採地の中を歩きます。伐採地の中に踏み跡はあり、切り株の置石が目印です。看板の下の小さい文章が重要です

前はネットの間を延々降りました(間違い)

伐採地の道は九十九折で歩きやすいですわ。途中からモノレールのところにぶつかりモノレール伝いに降りました。降りるとモノレールのゲートがありその右手の鹿ネット再び開けます。

道自体は歩きやすいのですが、周りに自生している植物が厄介。あのトゲトゲの植物が生えまくっています。長ズボンならいいけど短パンの格好だと間違いなく擦り傷だらけになりそう。

3回くらい鹿ネットを開けて人工林の中に入る。そして15時に林道に出た。ガードレールの手前のところが霜降山への登山口だった。スタートから11時間。久々のロングトレイルでした。登山口にはあの団体と思しきミニバン。大丈夫だろうか?
このあと道の駅飯高により、温泉に入り汗を流す。道の駅の販売所で買い物をしていると、大きな轟音とともに道の駅が停電!どうやらここに落ちたようです。直撃を食らった模様。10秒後自家発電に切り替わる。ふう、ここで良かった。山で直撃を食らったら洒落になりませんから。家の土産に大粒のイチゴを買った、1パック200円でとても安い!このあと土砂降りの中家路につきました。
あの団体は大丈夫か?これが一番気がかり。それと明神平で一泊予定の青年。こっちも心配です
林道は業者の材木搬出用の道。下手に車を停めると迷惑になりそう。
しばらく進むと林道が崩落してた。慎重に渡りました。非常に脆く注意が必要。これを進むとなぜか黒のセダンが停まってた。たぶん林道が崩壊して降りるに降りれないのだろう。車自体はきれいで持ち主が手入れしているのだろうか?
6時にようやくヌタハラの登山口に着いた。この前にちょっと道を間違ってしまい植林の中を直登していました。届のポストはあるがここに入れても誰も回収に来ないので宮の谷の提出箱に入れましょう。
ここから急な登り。道自体は踏み跡、テープもありました。結構登られているのかな?広葉樹の明るい森は心地よくバイケイソウの群落もありました。バイケイソウの群落のところは広い尾根で道は分かりづらかった。
ようやく尾根に出た。分岐の白い看板があります。登りはいいけど、下りはこの看板を見落として通過すると果てしなくナメラ山方面へ行ってしまいます。
この分岐点に大木がありカメラで撮影。台高は新緑真っ盛りでした。
ここから桧塚を目指す。ルートは東西に延びる尾根上なのでわかりやすい。気持ちの良いトレールでした。ただ多かったのはクマのう〇こ。存在感ばっちりです。桧塚に7時半ごろ到着。次に奥峰まで歩く。高原散歩のようでここは最高です
マナコ谷登山口への下降ルート。最初は草原のような所を歩くからいいけど植林に入ると迷路です
桧塚奥峰に8時前に到着。スタートから4時間かかりました。ここで大休止。今回はEOS60Dを持っていきましたが、フィルムカメラも持参。トイカメラの定番をもってきました。
桧塚奥峰を後にし明神岳へ。この前来たのは冬の樹氷の季節。今回は新緑。よく考えると新緑の季節は初めてのような気がする。明神岳に到着して南下する。笹ヶ峰周辺は広い尾根でブナなどの自然林が美しく何度も立ち止りカメラのシャッターを押す。
長椅子の樹木に座り・・・
台高主稜線にはこの前行ったときにはなかった目印(看板)がありました。かまぼこの板を使って表示してくれていて助かります。縦走者の仕業かな

千石山を10時前に通過。千石山キャンプ場にて休憩。ここは水場があるので重要な地点。明神平からなら次の補給地はここです。水の線は以前より細かったが流れはある。水を汲んでキャメルバックとナルゲンボトルに補給します。パンを食べて後半のハイライト赤倉山を臨む。あれを越えれば後は楽だろう。と思っていたが後半悲惨な目に・・・。キャンプ場を後にし出発。稜線上は石楠花などがきれいでした
赤倉山を11時半通過。このころ大峯方面から「ゴロゴロ」と雷雲接近の兆しが・・・。嫌な予感。南下すると北上する登山者1名とすれ違う。どうやら明神平から池木屋山の往復だそう。あまりに早く池木屋に着いたので引き返し明神平で一泊するとのこと。霧降山に12時到着。ここで登山靴の紐をきつく締めて激下りの準備。
奥ノ平峰からみた霜降山からの支尾根
青空平を通過したあたりから、雷雲が近づいているのがわかる。下るとなんと登ってくる団体が!?6名くらいの中高年。雷が近づいているのになぜ上るのか疑問。しかも時刻は13時過ぎ。何を考えているか?自殺行為にしか思えなかった。案の定雨が降り出してきた。と、落雷


前もこの尾根で雷雨。私にとっては霧降山より「雨降山」ですわ。この前は精神的に余裕がなかったけど今回は心に余裕がある。この尾根も新緑がきれいで雨上がりで、みずみずしく素晴らしかった。
この前は鹿の防護柵の間を進んでしまい、えらい目にあいましたが、今回は正しい道を行きます。防護柵を2回あけて、伐採地の中を歩きます。伐採地の中に踏み跡はあり、切り株の置石が目印です。看板の下の小さい文章が重要です
前はネットの間を延々降りました(間違い)
伐採地の道は九十九折で歩きやすいですわ。途中からモノレールのところにぶつかりモノレール伝いに降りました。降りるとモノレールのゲートがありその右手の鹿ネット再び開けます。
道自体は歩きやすいのですが、周りに自生している植物が厄介。あのトゲトゲの植物が生えまくっています。長ズボンならいいけど短パンの格好だと間違いなく擦り傷だらけになりそう。
3回くらい鹿ネットを開けて人工林の中に入る。そして15時に林道に出た。ガードレールの手前のところが霜降山への登山口だった。スタートから11時間。久々のロングトレイルでした。登山口にはあの団体と思しきミニバン。大丈夫だろうか?
このあと道の駅飯高により、温泉に入り汗を流す。道の駅の販売所で買い物をしていると、大きな轟音とともに道の駅が停電!どうやらここに落ちたようです。直撃を食らった模様。10秒後自家発電に切り替わる。ふう、ここで良かった。山で直撃を食らったら洒落になりませんから。家の土産に大粒のイチゴを買った、1パック200円でとても安い!このあと土砂降りの中家路につきました。
あの団体は大丈夫か?これが一番気がかり。それと明神平で一泊予定の青年。こっちも心配です
Posted by myouzin1432 at 10:10│Comments(0)
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