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2012年10月24日

黄葉の大台辻

上北山村のホームページでは今月末まで大台ケ原の紅葉は見頃との情報。というわけで、久しぶりに行ってきました。その前に冬支度として車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換。


 夜中の2時に家を出て5時に大台ケ原駐車場へ到着。道中、鹿の群れに遭遇すること多数。狸もいる。すごいぞ飯高!駐車場では強風でめちゃ寒いガーン車の外気温計は0度を指していた。トイレで用を足し、川上辻へ移動。5時ごろ出発しようとしたが、まだ暗いし寒いし1時間遅らせた。6時に出発。まずあ安心橋を目指す。登山道は大台辻までトラバース。
狭い登山道では気を遣う。ザレた斜面の道もありスリップ注意。

地形図の沢の部分では水が豊富。

容易に渡れるよう石を野面積してある。大台辻まで人の手を入れた痕跡がたたあった。

これが安心橋かな?

日が昇ってきた。寒い日ほど太陽のありがたみがわかる

 このルートで一番やっかいなのは倒木。狭い登山道を何か所か塞がれて大変でした。デイパックならまだなんとかなるが、テント泊の60Lなら通れるかな・・・。いつかはやってみたい台高山脈縦走・・・。そのための下調べでもあります。

 登山道の途中の倒木のところに生えていた「ホコリタケ」!初めて見れてちょいと感動!柔らかくて小さいカメラのブロアーのよう。NHKの映像で見たことがありますが穴から胞子がホコリのように飛んでいきます。

大台辻に8時ごろ到着。テント適地で幕営の痕跡が見られるが汚い。割れたガラスビンが多数ありあぶない。ゴミも散乱しているし登山者の常識を疑う。
 
風が強かったので、当たらない場所で休憩。ここから大台林道へと通じるトレールもあるようだ。おそらく西谷橋へ出るのだろうと思う。そこから下って大杉谷の粟谷小屋へ出られるのかな~。筏場道は崩落のため通行禁止の看板が。ここから添谷山へ行こうとしたが、ほかのところも行きたかったのでここで撤退。来た道を戻ります。帰りはゆっくり歩いた。

看板が埋もれたいたので引っ張り出し切り株に差し込んでおいた。が!場所的にまずい!誰か看板ここまで持ってきたのか?振子辻と大台辻の間になければならない看板なのに。えらいお節介なことをしてしまったような・・・。

落ち葉をサクサク踏みながら歩くのは心地よい。ただ踏み跡が分からなくなって困るけど・・・

巨木の倒木。苔が一面に覆いかぶさる。鬱蒼とした森の中・・・

ちなみにザックはグレゴリー「アルピニスト」。背負い心地は素晴らしいの一言。カラダと一体となったフット感です。

小動物の骨・・・お面のように見える。人間でいえばお尻の部分の骨?他にも脊椎や大腿骨が散らばっていた


一枚岩の側面のトラバース道もある。結構ワイルドだぜぇ



ネジネジの木

青空が見えてきて黄葉が映える。この日は天気が良くて素晴らしい。ピーカン。


いったん戻り、次に別の場所へ。ここは写真集で見て一度は行ってみたかったところ。展望がよく素晴らし場所。

紀伊半島の背骨を一望できる場所。

台高山脈主稜線。高見山から大台ケ原まで一人で歩けたら・・・。高見山はどれだろうか?幾重にも山々が重なり紀伊半島の深さの一片を知った光景でした

大台ケ原の倒木のオブジェ



ココも黄葉がきれい。落ち葉の絨毯を歩く



駐車所にもどるとあふれんばかりの車。平日なのにすごいねえ。売店もホクホクでしょう。ただもうあと1か月ちょいで大台ケ原線は冬季閉鎖・・・。
午後2時ごろでこの状態


お土産は妖怪「一本足たたら」を購入。上北山村HPを見ていたら買ってみたくなりました

妖怪好きの方たちのなかではメジャーな「怪(アヤカシ)」みたい  


Posted by myouzin1432 at 21:41Comments(4)登山