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2017年04月25日

大杉峡谷と日浦杉山へのルート探索

つい最近大杉峡谷が山開きしました。それにあわせて行ってきました。お目当ては索道跡のある日浦杉山周辺のところです。発電所のところを5時半に出発。すこし登ってすぐに鎖場ですね、ここは。ゆっくり慎重に通過します


宮川の水は本当にきれいです。コバルト色やエメラルドグリーンで透明度がはんぱない。降水量も半端ないのでモスフォレストですね
苔苔 もののけの森かなテヘッ


京良谷出合 6:20 ここのあるところから西へ斜面を登っていきます。崩れやすい斜面でした。数十メートル登っていくと、赤テープが目に入ってきた。

どうやらあっていそう。テープを辿っていくと細いリッジの斜面にでる。木々をかきわけながらなので、時間がかかります。ふとパンツの部分に目をやるとなにやら蠢く虫たち?が。 おお!マダニですか~びっくり
 ヒルはまだだったがマダニはいているよう。 その対策として防虫素材のウェアを着てきて正解でした。けど肌の露出部分は心配。急斜面を登っていくと岩場でストップ。テープをこの岩を登るようだが、とても脆くて落石を起こしてしまった。
テープは最低限存在する。登るときはいいが下るときはロストしやすい

赤いラインにテープがあったが、非常にもろい斜面で悪戦苦闘。これを今度は降りなければならないとなるとな・・・

いろいろ考えた挙句ここで早々に撤退。来たラインを戻りました。けどこれが正解だったようで、シシ淵に行くまでに雨が降ってきた。今日はまだ天候はもってくれるだろうと思っていたけれど、さすが大台ヶ原に近いだけあって天候はころころ変わるな。正規のルートに戻りシシ淵を目指します。
大峯にもある天理大WV部の黄色い看板

頑丈な日浦杉吊橋を渡る


8:20 千尋滝展望台についた。 大台林道から滝の上部にいったところが見えましたよニコニコ




大台林道から千尋滝の上部に行けたときの画像です 



マダニ対策ヒル対策に忌避剤を  ハッカ油  ジョニー
ディート成分10%配合 フマキラーの虫よけスプレー ハッカ油は未使用。フマキラーの説明書きにマダニの忌避と記載してあります。スプレー缶も考えましたが、車の中に忘れて放置して暑い日に爆発されてはかなわないのでミストにしました。

ディートは肌荒れになると聞いたが私はそんなことはありませんでした。といより、マダニに嚙まれるより肌荒れのがよっぽどマシだわ。肌の露出部分(首や顔)に塗ります。

9時半ごろ シシ淵が見えてきた

水の滴る岩のトンネルを抜けるとシシ淵に到着。ニコニコ滝?が見える  

水の透明度すごすぎ これで仕込む日本酒はさぞ美味いだろう。小雨の中水だけ汲んで千尋滝展望台まで戻ります

イモリ?ヤモリ?

ユウレイタケも発見


電波は圏外 なんかあったときは最寄りは桃ノ木小屋か大杉谷登山センター どっちも遠いぜ。

おいしい水でラーメンを食す おいしいです。気温も高くないのであたたかいものがありがたかった

雨のなかコケが生き生きします

途中登山者とすれ違う。おそらく縦走者。今日の目的地は桃ノ木山の家だろう。明日は天候悪いけど大丈夫かな。ここは本当に滑りやすい

大日嵓が見えてきた。くり抜いた登山道が見えます


3発に戻ってきた。相変わらずウォーンと嫌な音を奏でています。ここで作業されるかたは大変だ。3発の送水管の横にある階段。日浦杉周遊するにはあれを使っていくようだが、3発からの取りつき地点がわからん。帰りにそれらしきルートが車道から見えたがそれがどうかは不明
ジェットコースターのとなりにある階段を使うようなものだな。高所恐怖症の人は無理だろう


車にもどりまず、マダニチェック。衣服にまだ付着していないか目視できる範囲で。トイレに鏡があったので見てみるも異常はなさそう
帰りに奥伊勢フォレストピアに立ち寄り入浴とスイーツケーキ
ラズベリーがおいしかったです。珈琲も香り高くよかった。ロータス(ベルギー?のお菓子:キャラメルビスケット)がついてくるんだなフフフ


以上、大杉峡谷レポでした 日浦杉索道跡へは装備を見直してトライしてみたい。ダニ対策、携帯は完全に使い物にならないのでトランシーバー。ロープを持参しよう  ただもう暑くなるな・・・ダニにヒルが加算されますなあやべー

周回ルートはこんな感じか




  


Posted by myouzin1432 at 21:10Comments(0)登山

2017年04月18日

仏隆寺の櫻

桜を追い求めて奈良県は仏隆寺に。春の嵐のあとで散ってしまっていないか心配でしたが大丈夫でした。満開でしたが、天気はあまり芳しくない。曇り空でどんよりしている
お地蔵様とさくら  


千年桜の周りにはフェンスが。どうやら過疎化と高齢化、耕作放棄地の増加でシカやイノシシによる害獣は深刻らしい。この桜の維持も大変のようだ。少額ですが寄付金をいれてきました。また来年も見れますよう


満開と散った花びらが美しい 曇天なので桜は撮らず石階段をあがり下を向いて歩こうです


雨上がりのしっとり感がいいですね


抹茶を一服といきたいですね 500円也

これで青空がでてれば・・・数時間ねばりましたが太陽様は顔を出してくれませんでしたえーん


帰りにまた三多気へ。しだれ桜です  この時やっと天気が回復してきたよ


あ~もっと朝から晴れてほしかったよ
最初はここに行きましたが、嵐で散りまくっていました。それでもカメラマンは多数いましたけど。どうもここは私にとっては撮りにくい場所だ


  


Posted by myouzin1432 at 18:43Comments(0)カメラ関係

2017年04月18日

足にあるサカナの眼

サカナ・・・+足といえばウオノメです。これが最近になって痛み出してきたガーン 放っておいてもよさそうだったのだが、長時間立ち仕事とかしていると、だんだん痛みが増してきまして放置してもよくならないので、皮膚科に行ってきました。
あまり拡大して見るものではありません  2つできているんですよ
 

先生診るなり「じゃ、削りましょうか!」と・・・ベットでうつぶせになってくださいとのことなのでうつぶせになり、「じゃ、ちょっと痛いですよ~」と同時にざっくり皮膚(ウオノメ)をくり抜きます。同時にはやめて・・・心の準備ができへんかったのですこし声を上げてしまったよ
削られた・・・下層の皮膚が見えてますやん。血はでなかったな・・・ それほど厚みのあるものだったよう


 どうも私は横着いやO脚らしく、足の外側に体重がのっかっているから外側にウオノメができやすいらしい。また再発したら来てと診察室を後にしました。 いまは痛みはなく普通に歩けます。 削るだけなら自分でもできそうだけどな・・・  


Posted by myouzin1432 at 18:25Comments(0)

2017年04月17日

三多気の桜と名松線

 津の平地ではもう散ってしまっているところが多いなか、まだ山間部の桜はまだ大丈夫だと思ったので恒例的な三多気へ桜を見に行ってきました。 天気があまり良くなかったのが残念。
いつもの田んぼのところから。早朝からカメラマン数人いました。田に水を引いてもらい鏡のようになってますね


三多気の桜は古木がおおい感じかな。苔むした木がいい感じ。 ただ洞になっている木もありちょっと危うい。


駐車場のしだれ桜   ちかくにオスの雉がいるのか頻繁に鳴き、羽ばたく音がする
 

ここから伊勢奥津駅に 名松線は復旧してから一年とすこし経過。復活したときはにぎわっていましたが、やはり時が経過すると閑古鳥がなくそうで・・・・  
  



なんとか利用してもらおうと地元の方たちが試行錯誤しています。自転車乗りなのでサイクルトレインできないかな?  


Posted by myouzin1432 at 17:21Comments(0)カメラ関係

2017年04月13日

ひさびさのトレラン 伊勢の森へ




伊勢の森、朝熊岳道と磯部岳道をつないできました。7時半にであいの広場駐車場を出発しました。登山道入り口の民家にはきれいに枝垂桜が咲いておりましたよ。登山者の数カウンターを一押して坂を登ります。朝の木漏れ日なか冷たい空気で凛として清々しいです。
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」 山頂の金剛證寺までかけあがります



登山道には町石道があり22町まであります。高野山の町石道と一緒ですね


高野山町石道の記録




トレイルはゴロタ石やむき出しの岩盤で歩きづらいところもあるが、そう難所ではないと思う。途中に登山ケーブルカー跡がありそこから伊勢湾を望めた
軌道跡 当時は東洋一の施設といわれたらしい



シューズはブルックスはアウトソールがすり減ってボロボロになったので、ラ・スポルティバのAKASHAに買い換えました。クッション性はなかなかいいです


道の真ん中に桜の木。木の幹の真ん中は空洞になっており倒れるんじゃないかと心配

散ってしまってます

19町石  石仏の隣にに木造のお地蔵さんもあった


宇治岳道と合流 ここからの眺めのサイコーです  8:30


道はアスファルトになりNHK中継所を通過して八大龍王社にある朝熊岳山頂に到達。記念撮影します 8:40

山頂からも絶景かな絶景かな。 ただ先は長いので長居はせず金剛證寺へ向かう。

伊勢神宮の鬼門を守る寺「伊勢神宮の奥之院」とも言われてる 伊勢神宮を参る際には必ずここも参るのが習わしだったよう
巨木に圧倒されます。奥に本堂の「摩尼殿」 伊勢にこんなところがあるなんて知りませんでしたよ。 

太鼓橋や鐘楼もありしばしゆっくり散策
眷属?の方たちは牛と寅でした


金剛證寺をでて伊勢志摩スカイラインを少し下る。ここから磯部岳道にはいります。ガードレールの間に道標がありますが、磯部岳道は尾根上を南下します



ルート自体は広がった視界を得らるるところはほぼなく森の中をゆく。ハイカーたちとすれ違ったのは一回かぎり。静かな森を感じられ、神宮の森を意識させてくれるところですね
磯部岳道 ここにもお地蔵さまがところどころにあり見守ってくれています


トレイルは気持ちよく走れるところはあまりない感じかな。ふかふかな土と折れた小枝の堆積した場所が結構あり歩き難い
三角点のある「山伏峠」に到着。この看板南伊勢の山でも見たよビックリ10時前

「宮」の文字  水越峠へいく尾根上にもあった神宮の御用材をかりだした山の証


 山伏峠より南下してピークを巻く感じで分岐点につきました。 10:20

立看板に神宮の神域であることを表しています。 ここの山域に立入禁止のトレイルがあるようだが・・・ 
神宮宮域林

支尾根をくだり五知集落へ下山する。ここでやっと数人のハイカーとすれ違う。男性の一人は凧のようなものを持っていたけど何だったのか?

11時前に五知からの登山口についた 右:岳道  左:内宮道 とある


五知駅まで集落を抜けてアスファルト道をいきます 途中で見かけた鳥除けの・・・・首つってんじゃんガーン 恐ろしや!

11:30に近鉄五知駅につきました。駅前の桜が満開です花
五知駅は無人駅です。乗車証をとって普通にのります  朝熊駅まで戻り 運賃430円


ここ五知駅のレールのカーブはなかなかいいです。特急が頻繁に通過していく
VISTA EX 回送




朝熊駅にもどってきた。ここも無人駅です


であいの広場にもどり帰路につきました





  


Posted by myouzin1432 at 20:57Comments(0)登山

2017年04月10日

千尋峠から水越峠 インクライン、トロッコ道跡 動画

動画です

  


Posted by myouzin1432 at 04:26Comments(0)登山

2017年04月09日

千尋峠から水越峠、トロ道周遊 杣人の跡を辿って

ついに発見できました


前回の記事 
2017/03/12
千尋峠から大杉谷索道跡やトロッコ道跡の探索へ
大台ヶ原にあったトロッコ道の跡や尾鷲の古和谷にあったトロ道とインクライン跡、こんどは大杉谷にある索道跡やトロ道を見たくて海山の往古川を北上し千尋峠へ。ここまで車で来れましたが、これが断崖林道で冷や冷やしながら辿り着いた。なお車高の高い車を推奨します千尋隧道に到着してここからマウンテンバイク(MT…

前回は索道跡やトロ道のさわりだけでしたが、今回はトロッコ道やインクラインを見に行くことにしました。千尋隧道を6時に出発します。

ゲートを越えて、近くの杣道をつかいまず千尋の高を目指します。トラバース道を進んでいたが、下り気味だったので尾根に乗るために杣道をはずれ直登して尾根に出る。杣道にも尾根道にもテープは散見される。あちこちにあるものだからあまり当てにせず、地形図とGPSで確認しながら進んでいきます
隧道をでてふと山を見ると縦に亀裂みたいなものがありそこだけ木々がないビックリ 前あんなのあったかな~

杣人の道は歩きやすい


稜線を歩いていくと県境の杭と一緒に石柱がある
「宮」と彫ってあり神宮の御用材を伐りだした山の証のようで、宮内庁の「宮」の文字です


進む方向の尾根を少し外れて北へ。千尋の高へ向かいます。向かう途中の開けた場所から熊野灘が見渡せた。山並みがきれいです

標高843Mの千尋の高 視界はない。 池小屋山でも見たかまぼこ板の田中さん?ここにも来てましたかビックリ別人かもしれんが



ルートとしては水越峠まで県境を行くのだが、左に90度曲がるところを直進してしまう。地形的には下るのみなのだが、前方に上りがあったのでおかしいとすぐに気づいてよかった。ガーミンで確認してもどり、水越峠へのルートを下っていく。ピンクや黄色いテープがあり導いてくれました。ここが急傾斜で雨上がりとあって滑りやすく注意が必要でした


沢の音がだんだん音が大きくなり水越峠に近づいてきていることがわかる。8時に水越峠に到着した。おおきなインクラインの建造物のコンクリがみえた。峠におりるとトロッコの線路の残骸や多数の一升瓶が放置されていた。新品であろうかと思えるほどの小皿も・・・・。
何の施設だったかは不明です。あたりに酒瓶や皿が多数あったから台所のようなものだったのかな?

杣人は酒好きドキッ

綺麗な小皿で今でも使える。 というか新品同様の輝きでした。劣化が感じられない


トロッコの車輪を発見!  これ見たときはテンションアップアップ


水越峠のインクライン 右上のコンクリの上に制動装置が設置されていたらしい。ここから木材を名前のまんま「インクラ谷」で大河内川へおろし、またそこから鉄道で紀勢線の船津駅まで運んでいたよう。(書籍:三重県の森林鉄道より)


分水嶺をこえて大杉谷側に。コンクリの橋は落ちていたので、迂回しました

ここで大休止。ラーメンをすすります。念のためウェアは防虫素材のスコーロンを着用。マダニはヒルより怖い。気温が高くなったらここも来にくくなるな。ここにマダニがいるかどうかは不明だけど・・・・。一応ジョニーと虫よけスプレーは持参。ハッカ油が万能に効果あるらしいので検討中です

水の流れる音を聞きながら休んでいるとポツポツ当たってきたので、先を急ぐことに。ここからはトロッコ道跡を辿っていきます。線路跡は続いてはおりますが、伐採したまま放置された倒木で歩きづらいし、部分的には土砂が崩落したり、木々が生い茂り自然にしっかり還ってしまった部分もあることから時間がかかってしまいました。

レールの外されたトロッコ橋

レールだけが残った

レールが3本ある。脱線防止用にかな?

森林鉄道用のかわいいサイズの犬釘



 トロ道を進むにつれてようやくトロッコ橋とレールがしっかり残ったところに出会えたニコニコ
苔むしたコンクリ橋。そこをきれいなラインでレールが敷設されていいます。見たかったものが実際見れて感動しましたよ
ただ恐る恐るコンクリ橋を渡ります。落っこちたら大変ですガーン




枕木は少しづつ自然に還っていく


トロ道をずっと千尋索道発着場跡のところまで行きたかったが、大きな土砂の崩落で渡るには苦労しそうなので、眼下に見える林道に降りることにした。

林道に降りてあとはひたすら千尋隧道まで歩いていきます。
途中で見かけた花。微かに香る

千尋索道発着場跡  ここから峡谷対岸の日浦杉山には架線場跡がいまでもあるらしい。そこにも行ってみたいのだが・・・。


千尋峠に12時にもどってきました。大台林道を慎重に走行します。落石現場。行きに大きな石をどけました。手袋が泥まみれになってしもうた
落石多発する林道です。注意して走行しましょう。なお現在工事中らしいです。平日は業者さんが作業されているかもしれません。あと車がめっさ泥汚れになります。ウィンク


国道42号に合流。あちこち満開の桜です。これ見るとほんと日本の四季は素晴らしいと思う。感慨に更けながら車を紀伊長島の古里温泉へ。さっぱりすることと、ダニとか付着していないかの確認のため。日曜なのに人少なくていいですよここ。内湯一つだけですが貸し切り状態で満足です。風呂上りにアイスを食べて帰路につきました


今回の行程  


動画は後にアップ予定ですにんまり  


Posted by myouzin1432 at 20:50Comments(0)登山