下山して思ったことは、「はあ~疲れた・・・やっと解放された~。 」です。それくらい体力的にも精神的も疲労度蓄積する登山でした。
香肌11のお山「池木屋山」 すでに登頂は10年位前にしているのですが、ヤマレコにはアップしていないので3連休天気もいいので行くことにした。 ヤマレコの最近の記録を見ても宮ノ谷渓谷から入山する人はとっても少ない。 わたしが以前行ったのは10年くらい前のことのようだ
風折の滝と高滝の分岐にある碑文
記録にあったのはテント泊の時。 あの時は体力あったなあ・・・
2012/05/09
いろいろ考えて池木屋山を周遊することにしました。千石山のキャンプ場で一泊し霜降山から降りるルートです。宮の谷Pを5時半に出発。ヒル時と考えて「ヒルさがりのジョニー」を小分けにして持っていきました。これが大正解。沢沿いのルートは雨の影響か水量がある。増水した沢の渡渉に苦労する整備された道…
行った日は山では誰にも出会わなかったし、下山後も私の車1台だけであった。 帰る途中、江馬小屋谷分岐に1台車があったが登山者かは不明。 宮ノ谷からのルートはきつく危険だし、まだ安全な霧降山への尾根道もあるけどこっちも登下降きつい。なので誰もここからの道は寄り付かないんじゃないかと思う。
5時半過ぎに宮ノ谷登山道を出発しました。 高滝までは鉄製の階段もあり比較的ではあるが、崩落個所を迂回するために沢にいったん降りなくてはならないので増水時には注意が必要。 気温もだいぶ低くなってきた(14度くらいでした)のでヒルが付着することはなかったな。
高滝分岐まではフラットなトレイルです
蛇滝
沢沿いを進む
モスフォレスト
分岐手前に小さな休憩所(小屋)があり休む。 ここでヘルメットに替えて、スリング+カラビナを用意した。 ただこのルートは補助ロープも必要だとこのあと思い知らされました。 高滝を巻くところはロープが備え付けれておりそれを掴めばOKなのですが、その先の脆い急斜面の登りでロープなしのところがあり そこが一番ヒヤヒヤしました。掴んだ岩がボロッとはずれて焦った。 落石させてしまいました。
この先が分岐点
高滝 落差50M
そこから左岸にとりついて上を目指します。 まあ、ここからが本番で支尾根にとりつくまで気がぬけない
上に看板みたいなのであるので、まずそれを目指す
そこからはテープやロープを見なが進みました。 ロープが張ってあるのでだいぶマシ
猫滝の滝壺 滑落すれば滝壺へダイブできます
高滝・猫滝・ドッサリ滝があるのですが、そのどっさり滝は通過してしまったようだ
沢沿いに道は進んではまた脆い急斜面の登り、そして沢を渡ったりと繰り返す。 テープは少なくて心もとなくロストしてあたりを探したりしました。 ここのルートは本当に気がぬけない。
支尾根にのっかって一安心したがここからもきつい登り。山頂まではまだある。 心拍数あげながら高度をあげていきます
重なり合った樹木
9時半ごろにやっと山頂についた。 長かった~、疲れた~
腰を下ろして、途中で汲んだ水を沸かしてインスタント麺を食べてしばらく休憩。 ここまできたら後は楽勝や!と思っていたのですが霧降山からの下山も大変でした。 行ったのは10年前、その時は木々はまだ疎らだったような気がしたのですが、10年もたつと木が生い茂り視界があまりきかないことになっていた。 推奨する尾根道ならテープはしっかりあるだろうと思いきやこちらも少なくて途中で立ち止まり確認しながらおりました
山頂にあるユニークな木。 ここから霧降山まで台高稜線をあるくが、低い木々が生い茂り歩きにくい。
左の高い山が迷岳かな? 前に歩いた大熊三山の峰がみえる
気の早い紅葉
尾根道はコブシ平までは歩きやすかったがそこから先は育ったヒメシャラの幼木が視界を遮り、テープを見つにくい。
見覚えのある変な木
害獣ネットまで下りひと安心した 。ここで補給食をとり休憩。さて何処からネットをくぐるのか?と思って調べるとカラビナで閉じてあるネットがあったのでそこを開けて中に入る。 10年前は私の身長より低かった小さかった木々は成長して身長を優に超えて育っておりました。 また視界が悪いかな進むのかとげんなりしていましたが、モノレール沿いは木々はなく楽に進めるようでよかった
モノレール沿いに下っていく。 下っていくとゲートがあるんでそこを右に折れる(テープあり・ふみ跡あり)
人工林に入ると明瞭なトレイルとこれでもかとテープがある。
12時半に林道のアスファルトが見えてきた! やっと安心感が湧いてきました
尾根道のルート 登山口に下山
はあ~疲れた
車に戻って、 登山届ポストのあるところに靴底消毒粉が入った容器があるのでそれに靴をいれて消毒。 プロテインバーを食べて帰り支度。
ホテルスメールに立ち寄って温泉にはいりサッパリしました。
ヤマレコにて
香肌11制覇 しました