大峯 よおまいり 山上ヶ岳~伯母谷覗

myouzin1432

2016年06月18日 22:45

自宅から車で3時間ちょっと。五番関は遠かった・・・・。ひさびさに山上ヶ岳へ登りそこから阿弥陀が森を抜け伯母谷覗に。
五番関で支度する。車の外気温計は13度を示しており寒く感じた。林道高原洞川線は通れるか通れないかわからなかったので、下市町から国道309号南下してぐるっと回ってきた。 

4時半にまず自転車で毛又大橋まで下る。スピードに乗りすぎて怖い。折り畳み自転車を隠すように停めて清浄大橋を渡る。だいぶ前はレンゲ坂ルートをとったので今回はこのルート。途中に茶屋や水場と休憩ポイントありますね。
女人結界門をくぐりスタート (5:00)

洞辻茶屋までゆっくり高度を上げていく感じのルートですね。歩きやすい
一本松茶屋

お助け水 どんどん湧いてきます

途中の祠にもあったのですが、どうやら役行者像がどこかへ行ってしまったらしい・・・。勝手にどこかへ行くわけないので盗難のよう。ひどいことするもんだ。洞辻茶屋に到着します。茶屋の中にいる人に挨拶すると「よおまいり」と返される。どうやらこれが大峯独特の挨拶のようだ。
茶屋ではドリンクやチョコ、お酒も販売!ええですな!(6:40)

茶屋を越えて分岐。ここを左にとり鐘掛岩方面へ向かう。

階段や鎖場を登り、鐘掛岩の下にきた。銅像があり奥駆道と少し外れて岩のルート。上方にデッキのようなものが見えたので、とりあえずそこまで岩を登ってみることにしました。大パノラマで雄大な大峯の風景が素晴らしい。洞川の温泉街も見える。鐘掛岩はどうやらこの岩の窪みようなところを垂直に登っていくようだ。上部に鎖が見えた。

鐘掛岩のてっぺんからの景色はサイコー  役行者像が祀られておりましたよ

ブルーな松の実?を発見 初めて見た これが松ぼっくりになるのか?

気持ちのいい稜線歩き。西の覗からの眺めも最高。というより断崖絶壁の上で足がすくみますね。覗き込めないわ。

大峯山寺にやっときた~(7:45)

朝の勤行の最中で、般若心境を唱えられておりました。

山並みが美しいです

小笹の宿に到着(8:30) 以前テント泊したところ。ここは本当に水が豊かで幕営にとてもいいところですね。帰りに鴨だしそばでランチしました

周辺に石垣の痕跡があるので大きな宿だったのでしょうね。阿弥陀が森までまだ先があるのでどんどん進みます
瑞々しい新緑の森 セミの鳴き声がけたたましい

阿弥陀ヶ森の女人結界門  小笹の宿の小屋から男女が出てきたけどよかったのか?どうりで静かにさっと立ち去った訳だ


ここからまず脇の宿跡へ  ここも幕営適地 水はないけど・・・(9:15)



カメラの設定をしていると、軽装の男性とすれ違い様に挨拶しました????あれ あの恰好は?またニアミスかな 

十中八九nikkor14dさんだと確信して、まだ時間に余裕があるのでせっかくだから伯母谷覗に。
大普賢岳から和佐又山まで一望できます(10:05) 以前来たのは5年前だったようだ

ここも断崖絶壁 西と伯母谷と2回ものぞき見しました

伯母谷覗の眺めを堪能して、五番関まで戻ります。 伯母谷覗から帰り道に倒木の巨大な根っこ

写真を撮っていると男性とすれ違う。伯母谷覗の場所は?と聞かれてすぐそこですよと答えました。バックパックに彦根城のマスコットをぶら下げていました。??この人もどこかで・・・ネットで見たことのあるような気がする
帰り道 小笹の宿でちょいと撮影させてもらいました  上半身グリーン!

小笹の宿ですこしお喋り。この男性も五番関から登って、大普賢岳に行こうとしたが時間的に無理なので引き返したとのこと。
稲村が岳方面を眺めながら私も五番関へ向かいます。しかしこのころから頭痛がし、お腹の調子も悪くなってきてペースががくんと落ちた。吐き気もすこしあり休み休みゆっくり歩くことに
土曜日ということもあり修験者の方たちがたくさんあがってこられた。すれ違うたびに「よおまいり」と挨拶。私もそれに返す。小さい子供にも大きな声で挨拶されたがそのとき体調悪ったので腹の底から声は出ず・・・か細い挨拶となっちまいました



宿坊では修験者たちの受け入れで忙しそうだ

拡声器を使用しての行脚の団体さん通過。それならクマよけ鈴いらないのでは?
大台ヶ原で買った熊鈴 モンベル製 その音色に惹かれて買ってしまった。ネジになっていて、音を立てないことも可能。最初気づかず何で鳴らないか見てみるとネジが外れておりました。そのときその仕組みを理解しましたよ

大峯でけたたましく鳴いていた蝉 エゾハルゼミという種類らしい 

中華鍋の祠を通過

五番関までようやく来た 巻き道で来たほうが楽だったかな・・・


ここからトンネルまで下ります。超軽装トレランスタイルの青年が先にいた。足元を見るとサンダル?のようなシューズ。見てみるとやっぱりゴツゴツした石の多いところでは歩きにくそうで追い越しました。サンダル?に裸足・・・靴下履いてないような?怪我するんじゃないかとこちらが心配になるほどでした。五番関に15時前に戻ってきた。今回も長丁場でした。クーラーボックスのスタミナドリンクを一気に飲み干す

帰る支度をしていると先ほどの青年が降りてきた。トンネルの近くにある大きな地図を見て洞川方面へ歩いて行った。私も車に乗り込み洞川温泉へ向かいます。すると先ほどの青年が引き返して再び地図を見返している。大丈夫か?心配になりつつ車を温泉へ。しかし、土曜日で温泉の駐車場は混雑。これでは芋を洗うような光景が目に見えているので諦めて、天の川温泉へ。こっちは空いていてよかった

さっぱりしてリニューアルした道の駅 「黒滝」 へ
デイリーヤマザキが併設されてにぎわっておりましたよ  

この日は暑くて、道の駅のそばを流れる川で子供たちが川遊びしてました



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